不肖・宮嶋絶賛!!
重宝中の
カメラベストはこれ!!

写真展のご案内

宮嶋茂樹作品展
東京都硫黄島・北海道国後島

今年も写真展を開催するに至った。前回同様「JCIIフォトサロン」であるが、実に30年の時を経てよみがえった作品の数々であるが、少しも色褪せないというか、全66点、始めから白黒フィルムで撮られた作品である。同時に販売される図録用にもしたためた解説、キャプションも当時を偲びながらのたうち回って書き下した。まあ思い起こせば、実に牧歌的な時代であった。今からはとても想像もできぬような取材、撮影方法をよくとれたもんである。どうか老若男女問わず、楽しめる質の高い作品の数々である。なお展示作品のうち国後島は全作、硫黄島は1回目から3回目までの上陸時、フィルムで撮影された作品からのみセレクトされた。

期間
2023年10月31日(火)〜11月26日(日)
開館時間
10:00 〜 17:00
入場料
無料
休館日
毎週月曜日
展示点数
66点(全てモノクロ)
展示内容
第二次世界大戦の後、ここを故郷とする日本人であっても帰ることが困難になった二つの島を1990年代に活写。高射砲や航空機が残骸をさらしている戦跡、残置物が戦いを物語る地下壕、米軍と日本側による慰霊祭、レーニン像の立つ広場、在住する人々の日常生活など。
所在地
東京都千代田区一番町25番地JCIIビル1階 JCIIフォトサロン
(地下鉄半蔵門線・半蔵門駅下車、4番出口から徒歩1分)

※今回の作品展で展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロンにて販売します。

写真展のご案内

全国巡回「ウクライナ戦記」写真展
島根県で開催

昨年4月から愛知学院大学を皮切りに始まった「ウクライナ戦記」の写真展は鳥取県倉吉、栃木県宇都宮、東京荏原、神戸元町、芦屋とつづきいよいよ島根県出雲で開催となりました。その間、松江市ではトークショーも開催いたします。あわせてご覧いただけましたら、幸いでございます。出雲といえば、日本刀の故郷、刀匠取材や、日本刀の原料となる玉鋼の製作現場、たたらばの取材でなんどかおじゃました思い出深いところ、そんな神々が集まるところでの写真展開催、光栄の至りである。

期間
8/17(木)〜8/24(木) 土日を含む8日間
展示時間
10:00〜15:00
場所
ファインダーみるみる
〒691-0002 島根県出雲市西平田町140-1
電話
0853-63-0569

トークイベント「くるま座」の詳細はこちら[PDF]

写真展にあわせ松江市内で、
8/19(土)8/20(日)トークイベント「くるま座」を開催します。


更新履歴
10.02 参考書籍 J・Ships ジェイ・シップス 10月号
10.02 参考書籍 ストライク アンド タクティカル マガジン 11月号
09.23 参考書籍 泥醉文士
09.23 参考書籍 月刊「Will」 10月号
09.23 参考書籍 硫黄島上陸(友軍ハ地下ニ在リ)
09.19 参考書籍 月刊 アームズ・マガジン 2023年9月号
09.19 参考書籍 産経新聞 9月7日号
09.17 参考書籍 正論 10月号
09.07 参考書籍 コンバット・マガジン 2023年10月号
09.07 参考書籍 産経新聞 8月3日号
09.04 参考書籍 週刊新潮 8月31日秋初月増大号
08.05 参考書籍 ストライク アンド タクティカル マガジン 9月号
08.05 参考書籍 正論 9月号
07.24 参考書籍 J ships(ジェイ・シップス)2023年 8月号
07.13 新刊情報 君たちはこの国をどう守るか
07.13 新刊情報 烏克蘭戰場
07.10 新刊情報 来説説媒体的流言
05.08 新刊情報 Glorious Fleet 日出づる艦隊
01.04 新刊情報 ウクライナ戦記 不肖・宮嶋 最後の戦場
01.04 新刊情報 忘れられた香港〜the Forgotten State〜
01.04 新刊情報 忘れられた香港〜the Forgotten State〜
11.09 参考書籍 正論 10月号
11.09 参考書籍 月刊ウィル 11月号
10.22 参考書籍 夕刊フジ 7月15日号
10.22 参考書籍 正論 8月号
10.22 参考書籍 正論 2月号
10.14 新刊情報 写真集 「歴史は夜作られる」〜The Night Ranger〜(自費出版版)
10.14 参考書籍 産経新聞 6月24日号
10.14 参考書籍 正論 5月号
10.14 参考書籍 産経新聞 11月26日号
10.14 参考書籍 夕刊フジ 7月29日号
10.03 参考書籍 夕刊フジ 8月12日号
10.03 参考書籍 正論 6月号
10.03 参考書籍 日本カメラ 3月号
10.03 参考書籍 夕刊フジ 1月23日号
09.26 参考書籍 TIME & SPACE 小泉定弘短編写真集
09.26 参考書籍 正論 4月号
09.26 参考書籍 夕刊フジ 8月26日号
09.26 参考書籍 産経新聞 9月2日号
09.23 参考書籍 THE SNAP SHOT
09.23 参考書籍 夕刊フジ 6月17日号
09.23 参考書籍 正論 10月号
08.15 参考書籍 正論 10月号
08.15 参考書籍 夕刊フジ 11月26日号
08.15 参考書籍 夕刊フジ 10月15日号
08.15 参考書籍 夕刊フジ 7月1日号
08.12 参考書籍 正論 9月号
08.12 参考書籍 夕刊フジ 6月3日号
08.11 参考書籍 月刊 ウィル 8月号
08.11 参考書籍 ストライク アンド タクティカル マガジン 3月号
08.11 参考書籍 正論 7月号
08.10 参考書籍 夕刊フジ 4月15日号
06.22 参考書籍 月刊ウィル 7月号
06.22 参考書籍 夕刊フジ 5月20日号
06.12 参考書籍 ストライク アンド タクティカル マガジン 7月号
06.12 参考書籍 正論 11月号
06.12 参考書籍 夕刊フジ 4月29日号
06.02 参考書籍 産経新聞 4月15日号
06.02 参考書籍 ストライク アンド タクティカル マガジン 2020年1月号
06.02 参考書籍 産経新聞 5月20日号
06.02 参考書籍 ARMY 92号 2021年春号
06.02 参考書籍 夕刊フジ 9月26日号
05.25 参考書籍 夕刊フジ 1月7日号
05.25 参考書籍 J SHIPS (ジェイ・シップス) 6月号
05.25 参考書籍 J GROUND No.12(JグランドEX Jウィング6月号別冊)
05.25 参考書籍 産経新聞 12月31日号
05.25 参考書籍 正論 11月号
05.04 参考書籍 産経新聞 3月11日号
05.04 参考書籍 産経新聞 2月4日号
05.02 参考書籍 夕刊フジ 4月1日号
05.02 参考書籍 正論 1月号
05.02 参考書籍 夕刊フジ 1月21日号
04.24 参考書籍 夕刊フジ 3月18日号
04.24 参考書籍 夕刊フジ 2月18日号
04.09 参考書籍 正論 2月号
04.09 参考書籍 夕刊フジ 9月17日号
03.31 参考書籍 正論 12月号
03.31 参考書籍 夕刊フジ 12月24日号
03.31 参考書籍 夕刊フジ 12月10日号
03.29 参考書籍 夕刊フジ 3月4日号
03.29 参考書籍 夕刊フジ 2月4日号
03.29 新刊情報 不肖・宮嶋 報道写真集「歴史は夜作られる」THE NIGHT RANGER

NEW RELEASE[新刊発売のお知らせ]

写真集
歴史は夜作られる 〜The Night Ranger〜(自費出版版)

歴史は夜作られる 〜The Night Ranger〜

明石で開催された同タイトルの写真展の目録のつもりで制作したが、意外と好評どころか会期中全部数売り切れたのに味しめたというより、もうちょっと質の高いものにと第2刷に踏み切った。初版より2カット差し替え、3カット増やしたため、ぺーじ数も当然増え、さらにその増えた分だけ重くなるので、綴じも強化したため初版より若干割高となった。ほとんどは写真展に展示された作品だが、写真集はデザイナーの森本氏のセンスでセレクトしてもらったため、若干差し替えたり、また増やした結果である。

著者 宮嶋茂樹
印刷・製本 (株)メディアドゥ
装丁・レイアウト 森本眞実
発行 不肖・宮嶋 写真事務所
定価 4,500円(税別)

参考書籍

J・Ships ジェイ・シップス 10月号

J・Ships ジェイ・シップス 10月号

ミリタリ専門誌上の美しい写真のなか、報道色プンプンの臭く小さいしゃしんで恐縮やが1Pで日本を取り巻く最前線の有事を撮影した写真、記事を掲載していただいた。しかし自写自賛でさらに恐縮やが、これ日本の領土にれっきとしたロシア海軍の多目的測量艦が接近、搭載していた小型ボートで歴史的にも国際法にてらしてもれっきとした我が国領土である北方領土に上陸してる「現行犯」を押さえたすんごいスクープなんやが、なぜか地元北海道新聞以外の大手メディアも政治家もガン無視である。まあこんな「現行犯」の撮影に成功できたのは多分に偶然の産物なのだが、その詳細については本誌をご購入の上ご覧くださいませ。

参考書籍

ストライク アンド タクティカル マガジン 11月号

ストライク アンド タクティカル マガジン 11月号

本誌での連載は北海道の陸上自衛隊第7師団による北方機動演習を取り上げさせていただいた。それにしてもこの時期の北海道取材は高くつく。鹿狩りシーズンの真冬の4倍以上、海外取材より高くつく。しかも中国人団体旅行客解禁前にもかかわらず、機内もレンタカー屋も夜の居酒屋も中国語が飛びかって、まあ大混雑。しかし、東千歳駐屯地近くの反対派の集まるコンビニ前だけはあいかわらず、集まってたけど、釧路に上陸してからは市内ではとんとハンタイ派の皆様見んかった。 せっかくたっかい取材やからいろいろ他にネタないかとかぎまわっていたところ、納沙布岬に三度目の取材に行くことになり、ロシア海軍の多目的測量艦の「現行犯」を目撃することになrった。また行くで。 他には新刊紹介のページでSATマガジンでも元海上自衛隊特別警備隊創設写の伊藤祐靖氏との共著「君たちはこの国をどう守るか」を紹介してくださった。特別警備隊、またの名をSBU(スペシャル ボーディング ユニット)出身の伊藤氏のお話はまさに本誌の読者に興味を引いてくださるであろう。

参考書籍

泥醉文士

泥醉文士

著者は元週刊文春ドケチNデスク後の文藝春秋、元副社長。ほんまに元グラビアデスクだったのかと信じられんくらい、定年後は堰を切ったように、「にゃんこ四文字熟語辞典」やの「世界金玉考」やの写真集から科学的?考察までベストセラー連発である。せめて「にゃんこ」写真ぐらいはわしらカメラマン雇うてくれてくれたってええもんも著作権フリーのカット使うとは、ホンマしっかり締めるとこは締めよるわ。しかし、やはりこのセンスはたいしたもんや。まさにコロンブスの玉子。この出版不況でも絵本だけは不況知らずや。やっぱ子供と親がしっかりコミュニケーションとれるんはスマフォやゲームではあかんわ。それにしても次から次へと。次はワンコかいな…

参考書籍

月刊「Will」 10月号

月刊「Will」 10月号

ありがたいことである。講談社から出版された豪華写真集「GLOURIOUS FLEET」の紹介を14ページのカラーグラビアで紹介してくださった。本来なら講談社からの媒体で先に紹介できたところであるが、この「Will」が実質最初になった。なお掲載写真は1点を除いて写真集と同じものであるが、なにしろ親本写真集が全160点以上のでっかいサイズで定価6,300円、税別やからかなりのお得感がある。なお1点のみ写真集で使用してないカットがある。これはキャプションも写真集とほぼ同じものだが、本文は撮影中のエピソードというか秘話を新たに書き下ろしたのだが、その本文に合わせたカットを挿入したものである。ネタばれで恐縮だが、それは地球上で最も暑いジブチの自衛隊活動拠点で撮られたものである。まあご期待を乞う。
他には東雲くによし氏昨による「北海道を守った 樋口季一郎」漫画作品も掲載されているが、まあ切ないタッチで涙を誘う。これまた宣伝で恐縮やが、この秋「東京都硫黄島 北海道国後島」というタイトルで写真展開催予定やが、主人公の樋口中将は占守島の戦いでソ連の大軍相手に奮闘、結果的にソ連軍は日本の北方四島までは侵略したものの、北海道への侵攻はあきらめざるを得なかった事実に加え、満州へ避難してきた数千人のユダヤ人を救出したなんてことは小学生でも知っておかなければならんちゅうに、ドラマになったり、教えられるのは外務官僚の杉浦千畝ばっか。また日本は日独伊三国同盟でナチス政権と軍事同盟を締結していたのは事実だが、ユダヤ人の迫害に手を貸したのは、日本でなくソ連の独裁者スターリンのほうだったこともなんでガッコでは教えてくれないんやろ?

参考書籍

硫黄島上陸(友軍ハ地下ニ在リ)

硫黄島上陸(友軍ハ地下ニ在リ)

最近話題のベストセラー、その著者ご本人から献本いただいた。ありがたい。酒井記者は新聞記者でなく、遺骨収集ボランティアとして硫黄島に4度上陸したが、それぐらい現在の硫黄島は来る民間人を拒む。不肖・宮嶋が初めて硫黄島に上陸したのは1994年、いまから30年も前のころである。慰霊のための清酒と花束を手に上陸海岸(南海岸)に立つ自分の写真はとても現在の自分と同じ人物にみえないほどの時代の開きを感じさせる。当時は壕で一晩過ごすこともできたが、現在は旧島民の帰郷ですら、日帰りである。
さて本書であるが、戦後78年たってもまだ19,900人の日本軍戦死者のうち1万柱以上の遺骨がこの島の地下で眠ったままの謎解きを資料を基に進めるという、変わった切り口で迫っている。不肖・宮嶋も今秋の硫黄島と国後島の写真手開催に備え、さらに勉強したい。

参考書籍

月刊 アームズ・マガジン 2023年9月号

月刊 アームズ・マガジン 2023年9月号

本号のアームズ インフォーメーション=&プレゼントのコーナーに拙著、伊藤祐靖氏との対談本「君たちはこの国をどう守るか」をご紹介いただいた。ミリタリー専門誌から「非常に内容の濃い対談」と評価され光栄の至りであるが、ワシも現地で特殊部隊の装備を目にしたときはびびりたおした。実は昨年3月、ウクライナの首都キーウがロシア軍に包囲されつつあったときに、定宿のレストランでの食事時には様々な軍服、私服とカタログでも見たことないピカピカの小銃や小火器で身を固めた一団といっしょになっていたが、とてもレンズを向けられる勇気はなかった…というより、撮ろうとしてそれをとがめられた時を想像しただにおそろしかった…この時の判断には「撮らなかった後悔」はなかった。

参考書籍

産経新聞 9月7日号

産経新聞 9月7日号

今月はまたまた東電福島第一原発をめぐる政治家の不用意な発言について述べさせてもろた。しかも農林水産相。まさに福島の漁業も管轄する大臣がどれほど国益を損ない、中国につけ入るすきを与えたか、それをメモを見ながらしゃべらんと「私は時々口が滑るまらと」と、なんや「復興より所属議員が大事」とこいた桜田義孝元五輪相を思い出したんはわしだけか?一面には秋本真利衆議院議員への強制捜査の一報が掲載されているが、まあ秋本議員は自民党は離党したらしいが、大丈夫か?バッヂはずさんで。

参考書籍

正論 10月号

正論 10月号

今回は8月9日に納沙布岬にまで馳せ参じ、見てきました。北方領土をこの目で、しっかりと。日本列島から一番近い北方領土は歯舞群島の貝殻島。実に納沙布岬から3.7キロ。その貝殻島の灯台の天辺に巨大なロシア国旗が翻っているのが、7月末に確認されたという一報に触れ、こりゃあ日本の一大事と納沙布岬までやってきたのである。折しも8月9日は78年前のこの日、今のロシアがソ連と名乗っていた国家が日本との間で締結していた中立条約を一方的に破棄し満州に雪崩れ込んできた日。そこにいた軍民合わせた57万人以上の日本人を極寒のシベリアや灼熱の中央アジアで強制労働を強い、実に6万人以上が飢えや疲労で祖国に再び帰ることなく、非業の死を遂げたのである。さらにさらに8月15日、日本がポツダム宣言を受諾、無条件降伏を受け入れたのち8月28日突如、わが国固有の北方領土に侵攻、そこで暮らしていた1万7千人以上の日本人の財産を奪った挙句、強制退去させたのである。これがどれほど非道なことか、実は北方領土を構成する択捉島と国後島は「日本列島」で最大、第2の面積があるでっかい島なのである。つまり我が故郷の淡路島どころか、沖縄本島よりでかいのである。もちろん世界最大の国土を誇るロシアからしたら、とるに足らん島やが、これまでは日本に返還をちらつかせては経済援助の名のもといくらでも金を引っ張れる大事な金づるであった。今回納沙布岬からわずか3.7キロにある貝殻島も北方領土を構成する歯舞群島のひとつである。
そういうわけで納沙布岬には官民様々な団体が望郷の碑を建立している。そういうところで今回8月9日に慰霊祭が執り行われた。ただ地元根室市長はじめ北海道知事も国会議員からも政治家は参列者はゼロ。グラビア写真の母娘も民間人の有志の方である。なお母の襟には白黒で分りずらいがZ旗のバッヂが見てとれる。

参考書籍

コンバット・マガジン 2023年10月号

コンバット・マガジン 2023年10月号

ミリタリー・ビジュアル誌の老舗の本誌のCIC(コンバット・マガジン・インフォメーション・センター)に不肖・宮嶋と伊藤祐靖氏との共著「君はこの国をどう守るか」の書評を掲載していただいた。このCICは海上自衛隊始め各国海軍の艦船に中枢部として備わるCIC(戦闘指揮所)から名づけられたのは想像に難くない。ここ数年コンバットマガジンはベトナム特集が続いているが、今月の特集はベトナム戦以前よりあるM3サブマシンバンという渋い企画である。このM3は本誌の「コンバット」の名を冠したアメリカのTVドラマ「コンバット」の主人公サンダース軍曹の愛銃トンプソン・サブマシンガン、愛称トミーガン同様45口径の拳銃弾を使用した大量生産型のサブマシンガンである。形状がグリスのボトルに似ているから通称グリースガンであるが、前の大戦中も太平洋の島々で日本軍をさんざん悩ませた強力で取り回しがいいマシンガンである。戦後は最近まで自衛隊もこのグリースガンをM3A1の名で配備しており、特に戦車兵の近接戦闘用に車内にストックするスペースがあったと聞いいている。しかしこんな簡単な照星と照門で反動のでかい45口径弾ぶっぱなして、とりあえず弾ばらまけりゃあ、どれか当たるだろうという、大物量を誇るアメリカ軍らしい発想である。

参考書籍

産経新聞 8月3日号

産経新聞 8月3日号

今月の連載「直球&曲球」は中国共産党の外相が「消えて」か「消された」ことについて述べさせてもろた。共産党のエリート、一国の大臣が消息不明になったことを共産党政府の報道官が外国人記者に問われて「提供できる情報はない」で済んでまうのである。えっぐいのう。大臣が「消され」てもこのザマや。ワシなんかが中国行ったら秒殺や。いやいや日本と比べたらほとんどゼロに等しい反政府活動家なんぞ、どれほど悲惨な運命が待っていることやら…もう天安門事件以降、気合の入った反共産党活動家は中国大陸では「消される」運命や。良かったね、日本で生まれて、日本の反政府活動家の皆サマ。

参考書籍

週刊新潮 8月31日秋初月増大号

週刊新潮 8月31日秋初月増大号

週刊新潮掲示板に伊藤祐靖氏との対談本、新刊「君たちはこの国をどう守るか」の告知も兼ねて登場させていただいた。写真はどこで撮ったやつやろとちょこっと考えたら文藝春秋社の担当氏から対談中の写真が提供されたと聞き及んだ。掲示板のテーマは今の捜している人物や物。この掲示板でワシが提案したのはやっぱプラモ、ここで出たナチスのVIPかーというのは確か大阪のマムートとかいうプラモ屋さんやったかなあ…東京のイエローサブマリンさんやったかなあ、確かにこの目で見たと断言するには記憶があやふやや…スケールも1/24か1/35か、1/12ってことはないなあ…特別仕様のダイムラーベンツ社のVIPカーにゲーリングやヒムラーに似た礼装したナニスの高官のフィギュアー付き、なんじゃあこれ?と目が点になったのは激レア性のほか、確か3万円以上した値段のせいであった。次に行ったときにはなかったから売れたんやろう。しかしいったい誰が買ったんやろう?

参考書籍

ストライク アンド タクティカル マガジン 9月号

ストライク アンド タクティカル マガジン 9月号

今回の連載はミリタリー専門誌らしからぬ湿っぽい話となった。ちなみにこの取材日は5月30日。当初は週刊誌の一般報道ニュースでとりあげるような米海軍がらみの歴史的イベントなんやが、この話同様偶然の産物から全く違う展開になったのである。62年かあ・・・

参考書籍

正論 9月号

正論 9月号

今回の連載はまたまた故郷・兵庫県での取材となった。しかも3年前にも取材した帝国海軍の鶉野飛行場跡でである。鶉野飛行場跡は3年前と大きくかわっていなかったが、3年前は屋外展示していた「紫電改」が今回は年に数回にしかもわしが訪れた時は屋外展示あったばかりで、しばらく屋外展示はされないとのこと、残念であったが、まあそれでも今回は「紫電改」の取材でなく、同じくここ鶉野飛行場と縁が深い「97式艦上攻撃機」の取材であり、その97艦攻は吊り下げ展示のため、当初から屋外で展示される予定は全くなかったのである。実はこの97艦攻は昨年4月に展示がはじまり、そのオープニング当初はいろんなイベントもあったのはわしも承知しており、ぜひ駆けつけないかんとは思うとったんやが、なにせその前々月にロシア軍が突如ウクライナに侵攻、4月までウクライナ行きっぱなしやったのである。
しかしまあこの取材をきっかけに97艦攻と故郷・兵庫県や鶉野飛行場との関わり、97艦攻には中島飛行機(現SUBARU)製と三菱製という名前は同じ97艦攻ながら違う機体やったこと、97艦攻の特攻にはパイロット(操縦士)一人がむかったのではなく、偵察員、電信員という従来の任務と変わらぬ3名で行ったなどまだ知らぬことばかり、いろいろ勉強させていただいた。しかし、わしは特攻に志願しその命を捧げられた英霊を冒涜するつもりまないが、大戦末期すでに鈍足と言われていた97艦攻で、しかも1機に3名を搭乗させたままの、特攻に向かわせた海軍の作戦には首をかしげざるをえんかった。
また3年前の「格納庫」での展示と違い、今はその隣に地元加西市地域活性化拠点「SORAかさい」という館内での展示となり、これまた地元神姫バスグループの管理下となり、週末には貸し切りバスで団体客も訪れていたものの、97艦攻取材日が2日間とも悪天候だったせいもあるが、3年前ほどの活気は見られなかったものの、お土産も充実しており、わしも記念に日の丸主翼に輝かせた「紫電改」のポロシャツを長袖、半袖1着ずつ買わせていただいた。ちょこっと遠いがいまや原型の97艦攻や紫電改が、たとえ実物大の模型とはいえ、見れるのはここ鶉野だけである。ぜひお薦めしたい。

参考書籍

J ships(ジェイ・シップス)2023年 8月号

J ships(ジェイ・シップス)2023年 8月号

日本を代表するミリタリー・ヴィジュアル誌の「Media Information」のコーナーの書評欄に拙著「Glorious Fleet(日出ずる艦隊)」を紹介していただいた。拙著は海上自衛隊創設70周年を記念した写真集だが本号の特集は米海軍。本号を拝読するまでもなく、あらためて米海軍のスケールの大きさが実感できる。なんちゅうても海軍だけの兵力だけで33万5千人、陸海空自衛隊をあわせた人員よりはるかにでかいどころか、あの中国海軍よりでかいのである。その自他ともに認める最強の米海軍のシンボル的な存在が見える11隻の10万トン超の原子力空母とそれらと行動をともにする空母戦闘群さらに、見えない14隻のオハイオ級戦略ミサイル原子力潜水艦に30隻のロサンジェルス級、シーウルフ級の攻撃型原潜に21隻のヴァージニア級の原潜であろう。もうこれだけで、中国やろうが、ロシアや北朝鮮が束になってかかっても敵わない。ちなみに米海軍の潜水艦はすべて原子力動力、潜水艦といえば、原潜なのである。さらにちなみに空母も現役のはすべて原子力動力、護衛する駆逐艦はすべてイージス艦である。もっとすごいことはアメリカはこんな戦力を戦後もずうと維持するばかりか、ベトナム、湾岸等度重なる実戦を通じて運用のノウハウを蓄積し続けているこいとである。
先日世に出たばかりの拙著、伊藤祐靖氏との共著での対談でも米海軍の空母にしばらく搭乗していた伊藤氏は米軍の組織力と教育の秀逸さを訴えておられた。

新刊情報

不肖・宮嶋 報道写真集「歴史は夜作られる」THE NIGHT RANGER

不肖・宮嶋 報道写真集「歴史は夜作られる」THE NIGHT RANGER

明石市立文化博物館にて開催中の不肖・宮嶋報道写真展「歴史は夜作られる」と同じタイトルの写真集である。ただ普通の印刷の写真集と違い、インクジェットでつくられたむちゃくちゃ印刷がきれいな写真集である。プリント・オン・デマンドとかいうシステムでも近々出版予定やが、まあ制約がむちゃくちゃ多いうえ、紙質うっすいうえ、サイズも小さい。なんでぜひこちらの写真集をお薦めしたい。今は写真展会場でしか販売してないし、144ページで4000円ちう値段はそれでも赤字である。それでもこのコロナ禍、ぜひ見ていただきたく、奮闘した。