■著者 | 岡部芳彦 |
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■発行 | (株)ワニブックス |
■定価 | 830円(税別) |
在版テレビ局に招かれた際著者ご本人からご署名入りの著書をいただきました。なんちゅうても日本ではウクライナ研究の第一人者、拙著のウクライナ戦記と違い、論文や歴史を読み解き書かれた、こむずかしいご本かと思いきや、なんと35回もウクライナに訪問され、ウクライナを良く知らん読者にもわかりやすーく書かれているので、安心されたい。それでも著者の大家ぶりが分るエピソードには枚挙にいとまがないが、なんちゅうても岸田首相と並び、ロシア政府が発表したロシア入国禁止リストに載せられたくらいである。ワシのウクライナ本なんかガン無視、まあ自分の小物ぶりを実感させてもろた。著書の巻頭には著者がわしも訪れた北方領土にも出かけられ、それが触れられている。しかし、ワシが訪れた北方領土は国後島やが著者が訪れたのは北方領土最大の択捉島であるが。さらにさらに著者はワシの連載させてもろてる正論にも寄稿されているくらい、くどいようやが、ウクライナ研究の第一人者である。わしはウクライナにはソ連時代に1回、2014年のロシアによるクリミア併合のち内戦時に1回、さらにロシア軍によるウクライナ侵攻後は4度、結構行ったと思うてたら、著者はタイトル通り、35回や。文字通り桁が違う。さらにワシはロシア軍の侵攻後4回もウクライナ行きながら、ゼレンスキー大統領には1回もお目にかかったことないが、著者はロシア軍の侵攻前からすでに対面され話も交わされている。いやあわしももう一回行ったら今度こそお目にかかりたいもんや。ちなみであるが、わしは先代のポロシェンコ大統領やプーチン露大統領には目にしたことがある。ロシア大統領を今度撮れる機会は…もはやないかのう…