月刊「Will」 10月号

月刊「Will」 10月号
■発行 ワック(株)
■定価 980円(税込み)

ありがたいことである。講談社から出版された豪華写真集「GLOURIOUS FLEET」の紹介を14ページのカラーグラビアで紹介してくださった。本来なら講談社からの媒体で先に紹介できたところであるが、この「Will」が実質最初になった。なお掲載写真は1点を除いて写真集と同じものであるが、なにしろ親本写真集が全160点以上のでっかいサイズで定価6,300円、税別やからかなりのお得感がある。なお1点のみ写真集で使用してないカットがある。これはキャプションも写真集とほぼ同じものだが、本文は撮影中のエピソードというか秘話を新たに書き下ろしたのだが、その本文に合わせたカットを挿入したものである。ネタばれで恐縮だが、それは地球上で最も暑いジブチの自衛隊活動拠点で撮られたものである。まあご期待を乞う。
他には東雲くによし氏昨による「北海道を守った 樋口季一郎」漫画作品も掲載されているが、まあ切ないタッチで涙を誘う。これまた宣伝で恐縮やが、この秋「東京都硫黄島 北海道国後島」というタイトルで写真展開催予定やが、主人公の樋口中将は占守島の戦いでソ連の大軍相手に奮闘、結果的にソ連軍は日本の北方四島までは侵略したものの、北海道への侵攻はあきらめざるを得なかった事実に加え、満州へ避難してきた数千人のユダヤ人を救出したなんてことは小学生でも知っておかなければならんちゅうに、ドラマになったり、教えられるのは外務官僚の杉浦千畝ばっか。また日本は日独伊三国同盟でナチス政権と軍事同盟を締結していたのは事実だが、ユダヤ人の迫害に手を貸したのは、日本でなくソ連の独裁者スターリンのほうだったこともなんでガッコでは教えてくれないんやろ?