発行 | 橘 雪子 |
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定価 | 各200円(税込み) |
著者は京都でカフェギャラリーを経営されており、わしのプチ写真展も度々開催されてきた。写真展もこのホームページで紹介させていただけたら、よかったんやが、なんせ自分で言うのもなんやが、ほんまにプロモーション下手で気が付いたら開催終了してるみたいな体たらくで、ほんに情けない。そんな著者がライフワークというか、取り組みつづけでおられるのが、民俗学や古典の現代語訳で、本書も各部ホッチキスで綴じられているが、ちょうど京都から東京まででの車内で読み切ることができた。副題に「偏見入り現代語訳」とあるとおり、「まぐあい」とか「うんこ」とかちょっと下ネタチックなところもでてくるが、ちゃあんと科学的根拠に基づいた翻訳で、決して一時話題になったハーレクインロマンスなんかの「超訳」なんかではない、が、それでも読み進んだが2話が「天の岩屋戸」3話がヤマタノオロチ、4話が「因幡の白兎」と人気所を押さえ、現在続編を執筆中という。一般の書店でが入手困難やから、京都にお越しの際は「カフェギャラリー ときじく」にぜひ「おこしやす」京都駅でたっかい駅弁買うくらいなら、こちらのカフェでカレーやオムライスを召しあがることもぜひおすすめである。