発行 | (株)SATM |
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定価 | 2,090円(税込み) |
今回の「不肖・宮嶋 写真館」連載はアメリカ出張した、サンデイエゴ港での空母化された後の海上自衛隊護衛艦「かが」の勇姿を紹介させてもろた。しかし、この港内に接岸した艦船がなかなかやっかいで…サンディエゴはれっきとした軍港、対岸のコロナド地区の地上からカメラを向けてるとこをSP(ShorePatrol 海軍の憲兵隊)や警察のパトカーに見つかるといくら被写体が日本の艦やというてもやっかいなことになる。しかし、たまたま「かが」が接岸したバースの対岸はペリカンの生息地、そのため、そのエリアだけフェンスが低く展望台みたいなもんができてたのである。とはいえ、もっと近くで見たいときは横須賀の軍港クルーズと同じような観光船が湾内は走っているので、35ドル、今のレートでは5000円以上と、ちと高いがそこから英語だけやがタイムリーなアナウンス付きでかぶりつきで見れる。
ただし、今回「かが」が接岸していたバースは湾内かなり深いとこに位置し、そこまでクルーズしてる観光船はどちらか一方の船会社なので、注意を要する。現にわしはそれに気が付かず、東コース、西コース、フルコースと各35ドル、各90分を費やすはめになった。ただ怪我の功名で、最終のクルーズになったことから「かが」上空に満月が照らすという絶妙のタイミングとなった。ただ本連載では翌日また乗ったクルーズ時の昼間のカットが掲載されているが。さらに「かが」の隣には米海軍の強襲揚陸艦「エセックス」が停泊しており、「かが」とその大きさを対比するアングルにも恵まれた。