夕刊フジ 7月1日号

夕刊フジ 7月1日号 夕刊フジ 7月1日号
■発行 産業経済新聞東京本社2021
■定価150円(税込み)

今回はホンマ鶏冠に来るニュースやで。警視庁に詐欺でパクられた産業経済省のガキ官僚どもや。悪質きわまりない。二人とも慶応出身、主犯格は権力欲丸出しで途中から東大にはいりなおしてるわ。それでやっとることは完璧な詐欺。賢いのかあほなんやろか、悪党ということだけは確かや。わが明石が生んだ大臣、西村康稔経済再生大臣も今や大忙しで故郷明石に帰省するひまもないはずやが、その西村大臣も経産省出身や。官僚出身の中央政治家には財務省とならび経産省出身者が多い。が、わしは経産省、チョイ前は通産省はじめ外務省の官僚相手に不愉快な思い出が多い。20年前の第一次湾岸戦争時、ガスマスクを万が一のために中東に持ち出すのに「武器」輸出?のための特別な許可が必要と記事が新聞に掲載された。その認可が当時の通産省が下ろすというので、おめでたくも一人で霞ヶ関にのこのこ出かけ、通産省内をたらい回しされたあげく、「戦略なんと課」という名だけは仰々しい部署に回された。窓口も受付もなく、奥から雑談してるような会話は聞こえるが、周りには誰も見えんから「すみませーん」と2回声をかけても反応なく、こんどは再び「すみまえーん」と大声あげると、奥から信じられん反応が聞こえた「おい、誰か謝ってるから、出てやれ」と。こちらが気を回して、どうせなんの問題もないガスマスク輸出のためにわざわざその現物持参して霞ヶ関にやってきて、この対応である。結局「通産省の許可は時間がかかる」「いやワシは明日出国やから、勝手にもって行くわ。勝手にせえ」とケツまくったら、それが官僚サマにはお気にめさんかったみたいで、その後も朝日新聞の田岡記者までからんできて、おもろいというかわしは不愉快な展開になるんやが、そのあたりは拙著「国境無き取材団」(新潮社刊、今は絶版)に詳しいので古本でお買い求めいただきの上ご覧ください。通産省、現経産相はみなさぞお国のために、ワレこそがといきがってるが、こんな悪党もおった、いや、今もおるのである。経産省だけちゃうで。財務省もそやで。今問題なってる自殺した近畿財務局の赤木俊夫氏に関しても、財務省は遺族に対しても全く不誠実、当時の局長も知らん振りや。人一人死んでるのに。ところで国会に証人喚問までされ、知らぬ存ぜぬやった佐川当時の局長はこのコロナ禍で何やってるんやろ?今頃ウハウハの通販会社にでも天下りしてるんやろか?