ストライク アンド タクティカル マガジン 9月号 

ストライク アンド タクティカル マガジン 9月号
発行 (株)SATM
定価 2,090円(税込み)

今回の連載は正論に続き、今年の「富士総合火力演習」りゃくして総火演の珍しい夜間射撃の部である。まさにカメラマンの腕の見せ所、これがまともに撮れるかどうかでプロアマで分れるというてもええやろ。今年は特に珍しく、富士山がくっきり見えたことから、いやがおうにも気合が入る。そや、富士山といっしょの総火演を撮ろうと。しかし富士は…というより演習場は真っ暗である。せやから夜間射撃の舞台になるからである。
撮影データは前回のがあるからええが、問題はピントである。もう一回合わせたらそれで固定である。あとはかたっぱしからシャッター切るだけである。で、出来上がったのが掲載ページである。どやろ?
他には巻頭の航空自衛隊の基地警備教導隊の犬型監視システム「Vision 60」が興味深い。先日の能登半島震災での自衛隊の災害派遣時でも見かけたが、なぜか取材が許されんかったが、意外と秘はないという話である。ただ能登の小池町という孤立集落におったときは凍てついた氷の斜面にツルツル滑って一向に役に立たなかったので、これからも課題山積であろう。