正論  6月号

正論 6月号
■発行 産経新聞社
■定価 900円(税込み)

いやあ、今となってはなんやったんやろ?あの東京五輪のしらっけっぷり、そしていざ始まってみたら、日本選手団の大活躍による、熱狂、と思うたら、韓国選手団の嫌がらせによる虚しさ、それがまあ、強者どもが夢のあとやんけ。それを象徴するような聖火リレーやったやんけ。大阪の万博公園から一般人締め出して、関係者と聖火リレーに選ばれた有名人だけが、公園内グルグル走って・・・一応ライブ配信やってたけど、そんなん見ておもろい思うか?じつはワシもそんな虚しい、しょぼい聖火リレー取材したろと、一応連絡したんや、主催は大阪府かいな?いややっぱ組織委員会やろかと迷ったが、大阪府庁に電話したら、スポーツ振興課なんかにつながったと思うやら、自動的に東京の五輪組織委員会のプレスセンターかなんかに回された。こんなしょぼい聖火リレーでも一般人締め出しや。しかも草深い木々の生い茂る向こうでグルグル走り回るはずやさかい、中に入らんと撮れんやないかとわざわざ取材の連絡入れたのである。まあこんしょぼい聖火リレーでも取材してくれるだけでありがたいのかオペレーターか受付のバイトのネエチャンも愛想よかったが、媒体名で週刊文春を名乗ったとたん、12時で取材受付締め切りました、とまあ態度豹変、橋本聖子会長の四谷寿司屋のヤミ宴会でドンチャン騒ぎ・・・とまではいかんが、とにかく日本政府や小池都知事の外出自粛要請ムシしてヤミ宴会仕切っていたのである。しかもそれを抜いた週刊文春を「開会式内容をばらした」から法廷闘争に持ち込むといkがってたが、のちにその開会式を仕切っていた音楽家などがとんでもない身体障害者イジメを繰り返したり、芸人が、ユダヤ人虐殺をネタに笑いをとっていた、なんてことがばれてはもはや文春を訴えるどころか、自らの無能をされけだすばかりであった。それでも五輪後はIOC(国際五輪委員会)からなんや勲章までもらっていちびっていたのである。あの森喜朗前会長といっしょに。せやから文春と聞いたら嫌がらせかますよう指示しとったのである。末端のアルバイトというかボランテイアにまで、と勝手に邪推する。これがまあ出入りの大新聞、大テレビ局や航行代理店のガキには手続き遅れようが、忘れようがいいですよう・・・とこいてるのに、これが付き合いの薄い、しかも橋本会長の不正を暴こうとしたまっとうなメデイアは敵扱い、てな具合で、しっぽを巻いて東京に帰ると思うたら大間違いやで。万博記念公園には入れんでも中がのぞける穴場はちゃんとあるで。なんちゅうても51年前のホンチャンの大阪万博EXPO1970に地の利を活かして3度も行ったのである。で公園お隣の大観覧車にわざわざ切符買って乗り込み、3度目になんとタイミングぴったりで聖火ランナーを拝める、もとい見下ろすことがでけたのである。