発行 | 産業経済新聞東京本社2024 |
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定価 | 一部140円 月ぎめ3,900円(税込み) |
今回の「話の肖像画」は連載12回目でやっと大学進学である。写真は日大寮、正確には日本大学武蔵俊英学寮の地下の暗室である。写真は進学直後というより、3,4年生のときやろか、当時はデスクライト以外の電気製品の使用を禁じられていたので、冬場の寮内は凍えたが、地下の暗室はなおさら冷え、在寮中はしもやけとあかぎれに悩まされた。それで素手で現像、停止。、定着液に漬けていたから一向に治らなかった。それでも当時日大本部厚生課の板垣課長の仲介で藝術学部写真学科の石井鐵太主任教授のご厚意で4X5の引き伸ばし機まで中古で払い下げていただき、学内より広い暗室で水道代も気にせず、徹夜で暗殺作業を続けることができた。まあそれで上に住む管理人の後藤一家には迷惑をおかけいたようで、うるさかったとたびたび、小言をいわれたが、それでも4年で卒業できたのはまぎれもなく寮のおかげであった。とはいえ食事つきで月一万の格安にもかかわらず、その日大寮もいまは入寮者の減少というよりコロナ禍と老朽化さらに昨今の田中前理事長やアメフト部など運動部をめぐる不祥事のあおりも受け新築の予算もたたず閉寮となった。
他には23面に兵庫県の斎藤知事をめぐる百条委員会開催の記事が掲載されている。ワシはすでに都民になっているが、やはり故郷兵庫県のニュースは気になる。盟友故・勝谷誠彦が立候補までした知事職がいまやこないなことになっているのは気にならんはずがない。そしてもし…勝谷が知事になっていたらと想像してしまう。なんかすさまじいパワハラ知事になっている…か、石原慎太郎元都知事のような国もまきこんだ画期的政策を打ち出す稀代の知事になっとったはずであろう。