■編集・発行 | 陸上幕僚監部 監理部総務課広報室 |
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今年もやってきました。ARMY誌上の「PHOTO OF THE YEAR」の季節が。今年は陸上自衛隊創設71年、いや日本人が初めて経験する未知のウイルス、新コロ禍での「フォト・オブ・ジ・イヤー」である。訓練や演習も軒並み中止や規模縮小、替わって医官や看護官は沖縄や、大阪はじめ北海道からも、日本全国で応援のお呼びがかかり、かつ大変頼りにされてきた。さらに自衛隊の感染症対策は自衛隊病院や防衛大学でも一人も新コロ感染者をだしてないことから、高く評価された。それで今年のフォト オブ ジイヤーである。ワシも含めた4人の審査員全員の一致・・・やと思う・・・で「明日へジャンプ」に決まった。それがまあびっくり!これはもう「ARMY」はそこらへんの書店で売ってないから、お近くの駐屯地や基地、地方連絡事務所にわざわざお足を運んででもご自身の目でお確かめいただきたい。ネタバレで恐縮やが、それがこの新コロ禍でもっとも出番が減った音楽隊員による、音楽隊の作品なのである。いっやあ、ホンマワシらプロでも「いったい、どうやって、いったい何回ぐらいトライ・・・いやいやタイミングは一瞬やから、よくぞ一発で・・・」というまさに目をむく作品である。これは民間の音楽隊ではこうもいかんやろ。さすがふだんから団体行動になれ、チームワーク絶対の部隊の面目躍如である。来年まで待ち遠しい。