発行 | 産業経済新聞東京本社2024 |
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定価 | 一部140円 月ぎめ3,900円(税込み) |
今回の「話の肖像画」の連載ではワシの40年以上の取材経験のなかでももっとも過酷やった南極取材について述べさせてもろた。この計30回にも及ぶ連載すべてにお付き合いいただいた芹沢記者もワシと同じく第38次南極観測隊のオブザーバーとして参加されていて、インタビューは無駄な説明もせずに済み、打てば響くように進んだ。芹沢記者は南極では代表取材ということもあり、ワシのような観測隊の生活やコミカルな面より、オゾンホールやペンギンなどの生物などアカデミックな取材を続けられ、観測隊員とも以降、人脈を広げ、再度、観測隊に参加され、2代目「しらせ」で南極に行かれている。ワシはというと、南極は2度とゴメンである。それくらいきつかった…
他には2面にアメリカ民主党の大統領候補にカマラ・ハリス氏が選ばれた一報が掲載されている。このときまではこの前のバイデン大統領より新鮮さがあり、有望やったんやが、結果は散々やった。アッ、さういえば、ワシバイデン大統領一回も撮ったことなかった…たぶんこれからも元大統領を撮影できる機会に恵まれることはないやろ。