グルジア紛争 =激写リストに戻る=

団地のなかはとても住める環境にないし、逃げ遅れたし、第一住民がおらん。屋外の小屋に愛犬と住む。まあ果物ぐらいはなんとかある。

妹が心配でたずねてきたが、当然見つからなかった。この惨状で最悪の結果を覚悟していた。

 

 

 

 

かたづけようにもまだ町にはロシア兵がブイブイ言わせていた。


 

幹線道路はロシア軍に封鎖されているが、山間部を縫ってやっとゴリ市にも1台だけ食料輸送トラックが到着したものの、荷はすぐに食えん小麦や芋。残留民平等に配分できるよういったん市民の信頼厚い教会に保管される。

 

なまめかしいカーテンの新婚の部屋か・・

教会には市民が自然発生的に集まるが、待てど暮らせど食料はやってこない。ガキが口するは溶けたアイス。


 

 

 

 

 

 

家族は死に、家も焼かれ、食料届くめどさえたたず、絶望感が支配する町やった。


 

 

 

 

 

 

ゴリ市郊外、撤収準備にはいるロシア軍。しんがり、ケツもちは戦国時代から、現在まで、ロシア軍から日本の暴走族までもっとも気合のはいった部隊が務める。グルジアの最前線では海兵隊があたった。なぜかロシアも海兵隊は米軍と同じイニシャルは「M C」。

 

最新式のドラグノフ・スナイパーライフルを抱える海兵隊狙撃員。

 

グルジア、ロシア両国でとりかわされた停戦合意のロシア軍地上部隊のグルジア領内からの撤収期限を大幅に遅らせても、まだ余裕をかますロシア軍。

 

 

 

 


それにしても海兵隊、ロシアも米軍も強いんやろうが、ガラ悪う見れる。

 

 

牛には国境はないか。

 


犬にも国境はないが、ロシア軍撤収取材に駆けつけ、一向に撤収のそぶりも見せんロシア兵にあきれて、犬にインタヴュー試みる地元メデイア。

 


 

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