グルジア紛争 =激写リストに戻る=

幹線道路だけやなく鉄路も空爆。戦争で交通破壊は通信破壊のつぎにやられる。

被占領地に残るは逃げ遅れた老人が多い。

輸送手段も攻撃目標。うしろのロシア製のラダはワシが山越えしてきた車。

商店も略奪されて商品なし。

民家もわざわざドア焼ききって侵入して家財持ちされてた。

団地はバリケードに使われ、破壊が激しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボスニアのような小火器でなく、コソボのような空爆でもなく、砲撃による破壊と火災が目立つ。

 

 

 

 

よっぽどあせっていたのか弾薬箱ごと路上に置き去り、グルジアはソ連時代もあり、またロシアへの出稼ぎも多く、いまもほとんどの国民がロシア語を解する。


ゴリ市民の誇り、スターリン博物館の庭に展示されとるスターリン専用列車は略奪どころか指一本触れられてなかった。同じような列車が北朝鮮の妙香山の麓にある金日成への貢ぎもん博物館とゆう悪趣味極まりないとこにもあったが、そっちはなぜか撮影禁止やった。

団地の一階部分は大学施設やがこっちは押し込んだ形跡はあるが、ごっそりぱくったようなことはなかった。金目のものはえてしてこうゆう研究機関に多いもんやが


 

傷ひとつないスターリンの銅像に代わって、周囲の商店やオフィスは弾痕だらけ。

 

ロシア軍占領下でもミネラルウオーターだけはそれこそ犬にやるほど湧き出る。グルジアはまたワインの名産地としても有名、スターリンお気に入りは確か「天使のミルク」とかゆう名やった記憶がある。ワシもウラジオストックでそのワイン飲んだ気がするが、現在ロシアはこうゆう事情からグルジアからのワインも、ミネラルウオーターはじめあらゆる農作物、工業製品を禁輸している。

当然ロシア兵の略奪されたなかには国に持ち帰れば貴重品のグルジアワインがあった。

略奪を免れた民家も黒こげかめちゃくちゃで再起不能。

 


 

 

 


ここに写る人たちは無事にげおおせたか。

グルジアの忠犬ハチ公、飼い主は殺されたのか、逃げおおせたのか、どっちしろ愛犬を連れて行く余裕はなかったのであろう。一匹で黒焦げの居間にいたが、よっぽどおとろしいめにあったのか、レンズむけたとたんダッシュで逃げた。しばらく待ち伏せなんとか撮ろうとしたが、不発弾もあることやし、あきらめた。


 

 

 

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