レイテ島地滑り
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引き揚げる前に記念写真に応じるアメリカ海兵隊現地指揮官。国民性の違いか悲惨な現場なのに米比双方の顔に思わず笑みがこぼれた。
津波でどえらい被害を受けたはずのインドネシアからも捜索隊が来た。
遺体捜索打ち切りの報を受け慌てて現場に駆けつけた遺族達。
川の水は綺麗でも・・・。
レイテ島の百姓は傘を差してでも農作業をする。
ドラム缶は航空燃料ではなく発電機用のガソリン。
キャンドルも雨季のためすぐに灯火が消える。
一千体の犠牲者を残したまま撤退していく海兵隊員の足も重いのは泥のせいか。
こちらはフィリピン軍のUH−1。旧式だが信頼性は今でも高い。
海兵隊ヘリのダウンウオッシュ(地上に吹き付けるヘリのローターが巻き起こす強烈な風)でバタバタ倒れる簡易トイレ。むちゃくちゃ臭い。
やっと晴れ間が出て捜索に出発するフィリピン人マイナー(炭鉱夫)と呼ばれるボランティア。
振り落とされた時を考えると結構怖い。
海とは関係ないけど捜索に向かうフィリピンコーストガード(沿岸警備隊)。
白いロープが歩行コース目安。外れると腰まで沈む。
捜索一週間目でわずかに出来た轍。
泥の海から掘り出され川で綺麗に洗われたが持ち主の手に戻ることももうない。
捜索隊の残すランチボックス(弁当)のおかげで結構元気な犬。この後ちゃんと麓まで連れていかれた。
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