レイテ島地滑り =激写リストに戻る=
スコップのもう一つの使い方。
どこまで続くぬかるみぞ。
夜は隊舎に帰って行く。
まるで大海をスプーンですくうような・・・。
一度ハマると一人では抜けられるものではない。
泥の上の川でもゴム長の泥を洗うぐらいは役に立つ。
二人ともハマると底無し沼。いつまでたっても抜けられん。
太陽が顔を出すとたちまち泥が固まりつく。
もちろん凄まじい悪臭(ドブの匂いのような)が立ち込めている。
レイテ島セント・バーナード地方の知事がヘリから視察。これまた低空に立ち込める雲のため高度が取れない。
こちらはフィリピンの民間ボランティア。もちろん日本人活動家も時々現れる。
この辺りの集落は上下水道もあまり完備されていない。ガキはほとんど裸足。
洗濯中のフィリピン国軍兵。洗濯物も泥ですぐたまるが太陽が顔を出す時に一気に干す。
雨季も終わったのに毎日雨ばっか。増水した川が恨めしい。
遺体回収もままならず、どこに埋まってるのかさえ分からない。
この日以降地元政府は遺体の捜索を断念。まだ一千人以上が泥の下のまま。
撤退していくアメリカ海兵隊最後のヘリコプター。
川向こうで現場保全のため作業するフィリピン軍に差し入れ。
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