今年はロシア対独戦戦勝60周年
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今年の5月8日はロシアが対独戦戦勝60周年にあたる。
そこでロシア政府がこの60周年戦勝記念日を国を挙げて祝おうとあいなった。しかし、60年もたって、国を挙げて祝うほどのことかいな。 世界中から国家元首クラスのVIPを招いて、1300人以上の外国人報道関係者も駆けつけるほどであったんかいな。 わが国の首相も当初は招待辞退のつもりであった。
そりゃあそうや。ロシアと国名が変わる前のソ連は60年前わが国と結んでいた不可侵条約を一方的に破棄して満州に雪崩れ込み、あげくに北方領土を今に至るも不法占拠したままなのである。そんな国の戦勝記念日に招待されたからといってのこのこ出かける必要はないのである。
と思ってたら、G8の首脳がイギリスをのぞいて全員が参加と聞くや急遽おのれもと参加をきめたのであった。おかげで現地はてんやわんやや。
 
 
 
博物館からひっぱりだしてきたような大戦中のT-34戦車。これでもおとろしいほどの排気煙を吐きだすが、ちゃんと動く。これが東部戦線でタイガー戦車をもおびやかしたのである。
 
 
モスクワ中制服だらけの立ち入り禁止。
 
 
当時のベテランは皆着飾って勲章の擦れる音を響かしていた。
 
 
ロシアには推定治安関係者が200万人居ると言われている。


 
時代は変わった。このかたがたちょいと前まで、泣く子もシベリアに送っていたかってのKGB,いまはFSB部隊。この日は赤の広場を完全封鎖していた。
 
 
こちらは現在のロシアの主力戦車T-80。こんなんがモスクワの目抜き通りに止まっていても誰も文句いわんとこがすごい。

 
暗かったモスクワの街も夜はずいぶん明るくなった。T-80戦車これでもエンジンかかってます。さすがガスタービンエンジン、ほとんど煙が見えん。
 
 
戦車兵はどこの国でも憧れの的か。
 
 
このロシア軍の戦車兵の独特のヘルメット、狭い戦車内でど頭ぶつけても、痛くないようにです。
 
 
若い戦車兵、ちなみにロシアは徴兵制を強いてます。
 
 
おまわりさんもハイ、チーズ。日本の警察官が市民の前ではなかなかできないが。
 
 
まだまだ赤旗健在です。
 
 
こちらは中身は現役の兵隊さん。


 
さすが腐っても、国名が代わっても、社会主義発祥の地。人文字は得意。
 
 
カッコは大戦中の戦車兵。
 
 
まだ予行演習中のため下のズボンはばらばら。
 
 
北朝鮮と違ってここでの人文字、全員ネーチャン。かつての全体主義のたががはずれたか、けっこう間違えるネーチャンも多いが、これしきの失態でシベリアに送られることはもはやない。
 
 
わりとリラックスされて練習中のようで。ハンドバッグ下げたままままかいな。
 
 
こちらも中身は現役の兵隊さん。パレードのだしもののかってのプロレタリアートルック。


 
陸軍幼年学校生徒、わが国の少年工科学校みたいなもの。
 
 
いまだ色とりどりの旗も大好き
 
 
中身が現役兵士、いくら寸劇の練習中とはいえ、上官の指示にポケットに手をいれたままはいかんやろ。
 
 
ロシアのレンジャー部隊か?
 
 
かなしいかな軍人の性が・・・歩くとついつい隊列作ってしまう。足はちがっているけど。
 
 
こちらも陸軍幼年学校生徒手にしたポールは本番のパレードで赤旗になる。なんで予行演習の写真ばっか撮っていたかとゆうと本番では突然取材不可になる可能性があったからである。それぐらい混乱して規制がきびしかったからである。ほれでもって、その予感は見事的中、本番ではつまみだされました。ちなみに後ろは赤の広場で有名な聖ネフスキー寺院
 
 
この国では別に変な意味はないのだが女同士手をつないで歩いたり、抱き合っているのを結構見る。
 
 
やはり練習中の私服のマスゲームはちょっと気合がはいらん。
 
 
クレムリン隣のアレキサンドロフスキー公園内の第二次大戦中の無名戦士の墓にて。無名戦士の墓はまあどこの国にもあるが、わが国では靖国神社がそれにあたるのか。


 
わが国首相もドイツのシュレーダー首相も5月8日にはここに参拝して献花した。ちなみに中国人も韓国の整形手術大統領も同じように献花したが、わが国首相にここではインネンつけることはなかった。
 
 
無名戦士の墓に献花するベテランたち。女性が多いのがこの国のあの大戦での特徴。ロシアは対ドイツ戦だけで2000万とゆう気が遠くなるほどの犠牲者をだしている。もちろん敗戦国のわが国やドイツよりはるかに多い。まさに女や子供まで赤軍に加わってベルリンまで進軍したのもいたのである。


 
なんで旧共産圏や現独裁国の軍人やベテランはこないに勲章をじゃらじゃらぶらさげるのが好きなんやろ。この年やから勲章の重さで倒れてまうんちゃうかと心配なのは私だけやろか。ちなみにまともな軍隊の軍人が勲章のかわりにつけているのが記念賞。あれは勲章多すぎたり、目立ちすぎてみっともないので勲章の布切れの一部を胸につけたのが、そのルーツです。ホンマでっせ。
 
 
挙手の敬礼しながらのグースステップ、これはなかなかできん。グースステップ、その名の通り、ガチョウがヨチヨチ歩くように膝を曲げないでつまさきを高く振り上げて行進する。
ドイツ軍の行進が有名だが、60年も経ってまで対ドイツ戦の戦勝を祝う国が行進だけはドイツ軍を見習い、いまだこれである。
これやはり大柄で長身な白人向きのステップである。どことは言わんが、あの似合わんブカブカの軍服で栄養が行き届いてない顔色でやられると、仮装行列に見える。だれかゆうたれよ。聞く耳もたんと思うけど。
 
 
病院から抜け出して様な顔色のベテラン。 そこまでしてかつての戦友のために祈りたいのであろう。 ちなみにベテランの語源、退役軍人のことやで。
 
 
わりとまともに見えるのは勲章の代わりに記念賞のせいか。このベテランのつけてるのが勲章のリボンの柄だけの記念賞。ベテランも将官クラスともなると、それなりのとしのとりかたである。しかしこの国は退役しても現役の制服着用してもええのやろか?予備役にしてもあまりに歳とっとるように見えるけど。
 
 
使用前の見本みたいな現役クレムリン警備隊。冷戦中はKGB部隊だったが、今はFSBやろか?制服にFSBのエンブレムがないから変わったんやろか?
 
 
細いあご紐もこの国の制帽の特徴
 
 
 
 
 
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