レバノン紛争停戦1周年 =激写リストに戻る=
イスラエルレバノン国境付近をパトロール中、拉致されたイスラエル兵の釈放を求めて始まったレバノン紛争。中東最強の軍事大国イスラエル軍とレバノン国軍ならぬレバノンの一武装勢力ヒズボラとの全面戦争となった。首都ベイルートのヒズボラ地区への空爆から始まってレバノン南部にイスラエル軍地上部隊が侵攻。そのまま南部主要都市を制圧した。凄まじい空爆と地上戦にもかかわらずヒズボラは全く音を上げずイスラエル北部のハイファへのロケット弾攻撃を続けた。戦費がかさんだのか国内世論に押し切られたのか先に音を上げたのはイスラエルだった。何かの間違いで一番戦況が激しい時にレバノン南部の町ティールに滞在してしまい動くものは原チャリまで撃ったイスラエル軍の警告にビビり中東最良のリゾート・ティール滞在し続けた。不肖・宮嶋イラク戦争より怖い経験がトラウマとなったのかこれ以後紛争地から足が遠のいている。

ベイルートのヒズボラ地区。爆弾を落としていくのはイスラエル軍のF−15。 時間は何故か決まって夕方である。


空爆は決まって夕方。日中危険を承知で家財道具を取りに来る住民達。

ヒズボラ地区とはいえ子供は子供。残った家財道具の中からお気に入りの家具はやっぱりテレビ。

首都ベイルートの地元行政府にヒズボラのデモ隊がなだれ込んだ。ガラスを割るどころか中はムチャクチャ。国軍が出動してようやく落ち着いた。それにしても過激である。


暴徒に襲われ負傷した国軍兵士。

地中海性気候のため毎日狂ったようにピーカンの日が続く。イスラエル軍の空爆で延々と黒煙を吹き上げる石油精製施設。

空爆の後IRフレアーを撃ちながら離脱していくイスラエル軍のF−15。

こちらはAH−64アパッチ。こちらはフレアーと違い、ヘルファイアーミサイルを発射した瞬間のアパッチ。アパッチは上空に見えると安全である。(遠くの目標を攻撃しているから)

こちらはAH−1コブラ。こちらもフレアーを発射しながら高度を上げている。

レバノン南部のティールは戦争さえなければこの時期期観光客で賑わう。ほとんどの住民は北部に疎開したが、かつてイスラエル軍に占領されていたその町の住民のいくらかは残ったままである。
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