パキスタン地震 =激写リストに戻る=
こんなミル8でもUH-1と見比べるとでかく見える。
集落によってはかなり支援物資の量と質に差がある。物資が集まりだすとすぐ群集ができあがるが、そんなに混乱はない。
結構谷間を縫うようなフライトが続きびびる。
やっとこさ組み立てが終わって試運転に出発する英軍のCH-47大型ヘリ。
やはりイスラム大国、山間部の被災民キャンプはたいてい過密気味。
そろそろこうゆう現場から引退せな・・・一日歩き回っただけでもうなきが入る。それでも家や家族を失った方々からしたらとるに足らん悩みである。
機材の進歩はありがたいがもうちょっと軽くならんか?
本来は高所恐怖症やが、カメラのファインダー越しでは別である。
たくましい、倒壊なんぞお構いなし、落ちた屋根の隙間にしっかり居住空間を確保していた。
この集落車が入れる道まで目がくらむような急斜面のまるでがけのようなコースを40分以上、この少年不肖・宮嶋より早かった情けない・・・
何もこんな目もくらむような谷に沿って家を構えんでも・・・
すでに充分飲料水も回っているはずやが、なぜか大人も子供も水を持ち歩かず、他人のペットボトルを見たらもらいたがる。
この下に白い集落が家屋が全滅し孤立した集落。地震がなくてもこの道を村民は毎日徒歩で上り下りする。この日は日本のNGOの支援物資を届ける。
犠牲者は何も人間だけではない。
落ち着いてお祈り捧げて埋葬する暇もない。
あまりに大量に送られ、くさるにまかされている善意の古着。
善意の古着の上での生活。
朝の零下近くの寒さが嘘みやいである。
困っている人皆に平等に配られればええのやが・・・
活断層のためかたむいたままの橋。
家族単位で一つの天幕である。特に女性が家族以外の人間と同じ屋根の下に暮らすことに宗教上強い抵抗があるため、日本やアメリカのハリケーンのときみたいなおおきなスタジアムや公民館での避難生活はこの国のような厳しいイスラム国ではこんな状況でも無理なのである。
イスラム国でもどんな状況でも女の子は清潔にしたいのである。
アウシュビッツのように犠牲者の靴を集めているのではない。倒壊した靴屋の主人がまだ商品になりそうな靴を必死で選別しとるのである。
このキャンプでは食料はだぶつき気味。
このキャンプは相当恵まれているほう。きれいな飲料水ももう充分。
世界各国からの支援物資を運んできた軍用輸送機、ほとんどがC-130輸送機、がひしめきあうイスラマバード空港と空軍基地。
なんで電柱はどっこもなかなか倒れんのやろ?
山岳地帯の集落とちがってイスラマバードはやっぱり都会である。
このあとけが人でいっぱいの首都の病院に直行である。
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