山越村の一番北の集落までがけ崩れ現場からわしの足で一時間半、村役場まで3時間。 それも両手両足使ってヒーヒー言ってである。子供やお年寄りが残るはずである。 しかもだだでさえ過疎、人口より確実に錦鯉と闘牛の数が多い村である。 脱出の優先順位は子供とその母親、次がお年寄り、そのお年寄りが多い。次から次にお年寄りが続く。