核が暴走しだすと人類の手に追えなくなくなるのはチェルノブイリの例をだすまでもない。
原子炉のメルトダウンが始まるとその燃料棒は地表を突き破りどころか地球の核をも通り越し裏側の中国にまで達するとまでいわれ、アメリカではチャイナシンドロームとゆうらしい。

そんなことなたら、地球の自転はおかしなり果ては人類が滅亡しかねんのである。

そうならんように、関西電力はじめ電力会社は安全には二重、三重の策がとられくどいほどの安全点検をかかしてない、と言い続けておる。それでも事故はなくならない。

それは人間がやっとるからである。その人間自身がコントロールしきれんパワーをである。イチローですらエラーをする。ミスをしたことのない人間なんか金正日しかいないなんてことは朝鮮半島の北半分の人民だけの常識である。怠慢、おごり、過信、恐ろしい偶然が二重、三重の安全策をすりぬけるなんてことがしょちゅうおこるから犠牲者がなくならないのである。

それやったらいっそのこと原発なんかやめてまえ、といえんところも人間である。それにしてもノー天気なヤング共である。写真は事故の責任を感じた関電の責任者が身をなげたのではない。
ここが４人の死者、７人の重傷者をだした原発のすぐそばだとも知らない行楽客の多いこと。


それにしても何ちゅう人たちや。ビーチには茶髪どころか、もんもんしょったけったいなヤングとラテン系の外人が異様に多い。地元福井はもとより関西、中京、北陸地方からわんさかやってくる。
関電から湯水のごとく補助金がでとるんかどうか知らんが、北陸の一地方都市の割には道が広くて、きれいに舗装されとるのである。それでも朝8時にはビーチわきの駐車場まわりが渋滞しだすのである。若狭湾国定公園のいりくんだ海岸線にいきなし沖縄も真っ青のおとろしいほどきれいなビーチがその名もダイヤ浜、水晶浜、白浜と3つ次々と現れるのである。おまけに公共のビーチやからただ、だからぎょうさんやってくるのである。そのほとんどのひとが目の前のエグイ建造物でつい数日前11人の死傷者がでたなんてことを知らんのである。わかっとんのかえ?原発やで。あれは。

とはいえワシの目の黒いうちかどうかわからんが、石油はいずれ枯渇する。その前にはその値は暴騰する。リッター110円のガソリンが500円、1000円になっても5000ccのベンツをころがせる訳もないない。 OPECの国際会議でブイブイいわせているアラブの国々が再び砂漠に帰る日が必ずくるのである。おまけにわが国は石油を99パーセント以上を輸入に頼っておるのである。そのときになってダムをあわてて作ろうにもそんな都合のええでかい川も日本にはそんなにごろごろない。人類は一度手にした生活の利便性と快適性を自ら手放す勇気は持ち合わせてない。みんな明日からろうそくとまきの暮らしにもどれんやろ。わかっとんのか?この人たちは。