潜水艦「そうりゅう」就役

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潜水艦は航空機と同じ３次元運動するだけやなく、潜航中はそとが一切見えない唯一の乗り物である。それだけに船乗りのなかでも選ばれた人間しか操れんのである。そうやろ、閉所恐怖症、暗所恐怖症のかたには絶対無理や。それに耳抜けできんかってもあかんし、虫歯があったら潜航、浮上のたびの気圧の変化でごっつい傷むっちゅう話である。さらに現在の潜水艦は発見され、ホーミング（自動追尾）魚雷ぶちこまれたほぼ１００パーの確立で終わりである。板子一枚外は宇宙と同じ絶対に人間が生存できん空間とゆうか深海に囲まれて生活せないかんのである。きょうじんな精神力が必須やろ。だからサブマリナーは古今東西口が堅く寡黙、えらばれたクルー、誇りが高い。
この日を境に「そうりゅう」は三菱造船所から防衛省に引き渡され、すなわち軍艦となる。「そうりゅう」も他の自衛艦同様停泊中は艦尾にその自衛艦旗、艦首に日の丸を掲げる。ちなみに潜水艦にも碇はちゃんとある。進水してしもうたらスクリュー同様さっぱり見えんが水上艦と違いはめ込み式のけったいなかたちの碇である。どうしても見たい人は呉の「鉄のくじら館」に行ったらちゃんとほんまもんの潜水艦「あきしお」の碇が見れるぞ。

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