グルジア紛争 =激写リストに戻る=
コーカサスの麓の小国であり、あの20世紀のソ連に君臨した独裁者スターリンの祖国グルジアで今年勃発したグルジア紛争はグルジア領でありながら、ロシア軍がいすわる南オセチアにグルジア軍戦車が領土回復をめざして進攻したことから火蓋をきった。NATO諸国の応援を期待しとったグルジアやが大国ロシアがあっとゆうまにグルジア軍を南オセチア領外まで押し返したばかりかついでにグルジア領まで進攻、首都トビリシまで40キロまで迫った。不肖・宮嶋がアフガンよりグルジアにかけつけたのはそんな時であった。

グルジアの首都トビリシまで40キロ、ロシア軍とグルジア軍が対峙する最前線のロシア兵が幹線道路を封鎖していた。

 

 

 

 

 

グルジアは農業国、結構のどかな最前線。

 

最前線にはアジア系のロシア兵が多い。

 

難民キャンプはお決まりの生活環境劣悪。故郷にはまだロシア兵が居座る。

 

 

難民キャンプにはグルジア軍の屋外炊事セット。使われているとこは見たことないが。

グルジアの夏は雨が少なく温暖やが、冬は山岳地帯だけにロシアなみに寒い。ただし今回で2度目のグルジアやが、冬ひおとずれたことないが。

難民キャンプでは手洗い洗濯、ただし真水が充分あればやが、当然水不足。


難民キャンプの仮設トイレ、排水は垂れ流し。

キャンプ内、食料は農業国らしく、なんとかなるが、医薬品はさっぱりなし。


 


ガキは娯楽見つける名人、将来ロシア軍と戦う訓練とゆうわでもないが・・・
そこは調理するとこやで。

グルジアは知る人ぞ知るミネラルウオーターの産地。日本も輸入するぐらい豊富 でうまいが、難民キャンプは真水不足。


キャンプないの下水は結構臭って、衛生状態も悪い。


グルジアの宗教はキリスト教オルソドックス、これはロシアも同じ。国旗からでもそれは分かる。

幹線道路上には空薬きょうとゆうのは紛争地の日常やが、まあ実包もときには落ちとる。

ロシア軍占領下のグルジア領のゴリ市はスターリンの故郷として有名。市庁舎前の銅像は周囲の瓦礫に対し、傷ひとつなかった。かって全ロシアどころかユーラシア大陸の大半を有していたソ連に君臨した独裁者に敬意を、とゆうか恐れていたわけではなかろう。

ロシア軍占領下、朝になると逃げ遅れたり家を失ったゴリ市民がスターリンの権威を頼って銅像前に集まる。

最前戦近くの幹線道路はめったに車は通わんが、時折棺はゴリに帰ってくる。


ゴリ市中心部の団地の裏庭にはかの悪名高いクラスター爆弾のシェル(親玉の外殻)がしれーと落ちていた。近づいたり、触るには細心の注意が必要。

朝9時、通りに人気はほとんどとゆうかまったくなく、活気とは無縁、町は完全にゴーストタウンと化していた。

 

 

 

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