俺様の模型道
艦上爆撃機「彗星」11型
スケール・1/48 ファインモールド社製

艦上爆撃機「彗星」11型

アメリカ陸軍航空隊の「カーチスP−40」にも似た面構えだがこちらの「彗星」の方がずっと大きい。同じ「彗星」の43型と見比べてもシルエットは全然違う。取説によると、この独特のシルエットで空力性能は初期のジェット戦闘機並みでエンジンも同盟国ドイツからダイムラーベンツの国産化したハツタエンジンが採用されている。真珠湾でも活躍した九九艦上爆撃機の後継機であるが250キロ爆弾が胴体下部の爆弾倉に装填される。映画でも話題になった硫黄島から御盾特攻隊としてこの「彗星」11型がサイパン島の米軍基地に向かって出撃している。米軍基地に強行着陸した後、パイロットがゲリラとなり手榴弾と拳銃で米軍機を破壊するという凄い作戦であった。水平尾翼上面に偏流測定線と記入された機体の塗装にしたがこの白線の塗装に手間取った。結局実機より太くなりみっともないので上面からの撮影はやめた。製作日数3週間。

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