かの有名な零戦以前の海軍の主力戦闘機。塗装は第13海軍航空隊、岩本徹三一等航空兵乗機。取説によると岩本一等航空兵はシナ事変時の海軍戦闘機隊トップエースだったそうである。初陣でいきなり5機を撃墜。終戦までシナ事変時を除き202機というとんでもない撃墜数を記録している。終戦時には中尉まで昇進していたが昭和30年38歳という若さで病死したそうである。しかし202機とは凄い。岩本一等航空兵のようなパイロットが50人もおったら前の戦争はどうなっていたか分からんであろう。機首上面の特徴あるパイプ状のものは一見排気管とも見えるが排気管がこんなキャノピー前面にあったら前方視界が悪くなるのでちゃんと機体下部に排気管はある。照準機も機体の外前面にあるが吸気管のせいで見づらかったであろう。武装は7.7mm機銃二挺のみ。ガンカメラも機体下部にある。部品数も少なくあっという間に組み上がるキットだがコンパクトでディテールも結構細かい。
製作日数2週間。 |