躍動感あふれる4体のフィギュアが付属と見て思わず手にとった。これ映画「プライベート・ライアン」ででてきたやつやん。4本の銃身と連動した照準器等、1/48スケールでよくもまあここまで出来た、さすがタミヤやし。まあせっかくの20mmの大口径機関砲なので、ビスドライバーで銃口を開けるときが一番緊張した。取説によると最大発射速度は4銃身合わせて1,800発というがこれで対空つまり航空機を目標がメインやったもの地上目標にも威力を発揮したという。もちろん地上目標やったら対戦車、対物になるんやろうが、これを対人で使用した例を思い出した。この単装砲はあの映画「プライベート・ライアン」にも登場し、ライアン2等兵、ミラー隊と合流時は1等兵に昇進していたが、米軍101空挺師団の立てこもり部隊をそれこそバラバラひき肉にしていたが、20mmの弾頭は航空機も撃ち落とすくらいであるから、それくらいの威力があったのは間違いないやろう。戦場では絶対に敵にしたくない武器であるが、連合軍パイロットからも「魔の4連装」と実際恐れられていたという。
今回は地上設置型を製作したが、車両牽引型も選べるので、次回は牽引型に挑戦したい。もう一体作ってみたいと思えるくらい作っていて想像力をかきたてるキットであった。
製作日数 3週間
copyright S. Miyajima