現在の民間空港でもSUV車のルーフの電光掲示板に「Follow Me」と出しながら大型機を駐機場まで誘導するあの車両の大戦時の洒落っ気たっぷりの「ジープ」である。
前から見たら普通のウィリス・ジープやが後ろから見てびっくりというか何というか、女性パイロットも増えてる昨今からしたら、セクハラ丸出しであるが、当時は死に物狂いで生還した大型爆撃機や輸送機のコックピットから見たら、まあ幸運の女神みたいなもんやったんであろう。SOL　モデルという聞いたことないメーカーやが、住所は韓国のソウルとなっているから、モデルは朝鮮戦争時の板付空港やろかいな。それやったら1950年代ということになるから、その時期にTバックはなかったと思うが、まあそこはご愛敬か。それにしてもレジンやから生産台数が少ないモデルやけど、これで6千円は高いけど、レジンで大量生産できんからしゃあないわ。それにレジン製やから固いからランナーから切り離すだけで、電動ルーターが必要だった、折れやすいし、プラスチックのモデルより苦労が絶えんかった。特にハンドルは細く、すぐ折れたため他のキットから流用したし、金属エッチングパーツも2,3紛失した。さらに取説もアバウト、色指定もなかったが、まあそこはウイリス・ジープという人気モデルやからいくらでも他メーカーから取説がでているので、さほど悩まなかった。しかしそれでもさすがレジンというだけで精密で、とくにドライバーの表情から、ニット帽の素材まで見てとれる。
製作日数3週間

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