俺様の模型道
ロイヤル・エアーフォース グロスターミーテイアー F.1
スケール 1/48 タミヤ社製

ロイヤル・エアーフォース グロスターミーテイアー F.1

第2次大戦中にジェット機を実戦配備できたのは何もルフト・ヴァッフェ(ドイツ空軍)だけやない。グロスター社がジェット戦闘機の開発を始めたのがすでに1940年、帝国海軍が真珠湾を攻撃する1年前である。この時期にすでにロールス・ロイス社もジェット・エンジンのエンジンを完成させこのF.1に搭載されたのである。実戦配備は1944年、連合国がノルマンデイー上陸を果たしたとゆうものの、さすがに「バトル オブ ブリテイン」はイギリスの実質的勝利に終わったもの、ドイツはフォン・ブラウン博士がV-1を開発、フランスのドイツ占領地域からドーバーを越えてV-1巡航ミサイルとゆうほどやないにしても飛行爆弾が正確にロンドンに降り注ぎ市民はビビリ倒されていたのである。このV-1のロケット・エンジンに追いつく速度を出すにはジェット戦闘機の配備が急務やったのである(取り説参照)。このF.1は最大速度668km/hも出て、何とかV-1にも追いつけたら、20mm機関砲4門とゆう重武装で撃墜・・・とそう思い通りに、いかんかったのである。相手は無人の高速ロケットエンジン機、トマホークとまではいかんが、地形と緯度に合わせて尾翼を微調整しながら巡航しとるのである。そうやすやすと落とせんのである。そこでF.1はこのV-1と平行して同スピード、同コースを飛び、主翼でV-1を軽く接触させコースを狂わせ、海面に叩き落すとゆう作戦をほんまにやっていたのである。塗装は初めてF.1が実戦配備された第16飛行中隊所属機。キットには精密な絵ジェットエンジン2基も入っているが今回はハッチ閉鎖状態で離陸直前を表現したので作らんかった。本来は見えないとこにまでこだわるのがモデラーの誇りやが、ワシにはそこまでの覚悟はなかった。コックピットを胴体を接着してから上から押し込むような変わった設計、さらにその後部にかなり重いバラストをぶちこまないと尻餅状態になる。あそこまで精密なエンジン2基を用意できるなら、4門もある20ミリ機関砲もハッチつきでできんかったもんやろか。タミヤらしい作りやすいキットであった。
製作日数2週間

ロイヤル・エアーフォース グロスターミーテイアー F.1

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