今はもうプレーンモデルの製作、販売やめたAMT社のわりとマイナーなモデル。ちょいとこぶりなB-25「ミッチェル」みたいなスタイルだが、こちらは垂直尾翼一枚。このサイズで後部機銃手と二人乗り。ただしこのA-20機首に爆撃手が乗り込むA-20Jとか夜間戦闘機に改造されたP-70など数多い派生型を生み出した。爆装は「ミッチェル」より貧弱やが機首の機関砲武装は「ミッチェル」なみ。しかも髑髏のノーズアートの両目から１２．７ミリ機銃が飛び出ているとこがしぶい。ニックネームは「ハボック」、大破壊とか大災害の意、まさにその名のとおり猪突猛進で前方の海上、地上目標に機関砲弾をばらまいてザーととびさっていったあとは竜巻や台風すぎたあとみたいにペンペン草も生えんぐらいとゆうびびらし名でえある。ただ後方の武装が１２．７ミリ連装機銃のみやから爆装いっぱいいっぱいで重い機体で速度でんかったら、いっぱつでゼロ戦の餌食になったであろう。モデルは見た目とおり、単純な構造で組みやすいがやや精密さにカケルのがアメリカAMT社らしい。実機と違いプラモはしりもちするので機銃のうらに１０ｇのバラストを埋めた。
製作日数２週間