正論 3月号 

正論 3月号
発行 産経新聞社
定価 950円(税込み)

今回の連載「不肖・宮嶋の現場」令和8年になって初めての連載となったがVol.221となっているから、すでに221回目かいな…、まさか、こないに長く続くとは思わんかったが、あと何回続けられるやろか?いやあ体力的にもそなんやが、最近の紙媒体の窮状を見るにつれ不安が増大するばかりである。ワシの連載は他の方々と違い、「現場」と銘打ってるだけに、現場の写真が必須、つまり現場まで行かんことには始まらんということで、どうしても地方や海外へ行ったり、災害現場に長くいたりするだけに、取材費がかかる。
今、そんなフリーカメラマンにも取材費を出す紙媒体がホントに少ない。というか、ほとんどないというのが実状である。
この連載も221回もつづきながら、1回も単行本化の話が上がらんかった。今度単行本化の話が出るのはワシが死んだ後やろ。そん時は221回やかあr、約20年弱やから、全5巻くらいにってるはずや。その時々で見方、考え方、ワシの場合は撮り方も変わる。そんな20年の時の経過をじっくり見てみたいとこやが、あの世からは見れんやないか。殺生だっせ!というわけで、今月はこの連載にもボツ知らずで掲載されつづけた「沖縄の成人式」の後は何回も登場した千葉県習志野演習場でくりひろげられた「第1空挺団による「空挺降下始め」である。
今回はまさに本連載が開始されたときには考えも及ばなかった、4本足歩行犬型ロボットを第1空挺団が操っているカットである。なっ!単行本化されたらこないな時代の違いも実感できまっせ!ってやっぱ単行本化催促みたいやんか…他にはカラーグラビアの「あの人 この店」の連載に感動した。なんと「人間ブルドーザー」やの「闇将軍」やのの二つ名で呼ばれることも多かった「田中角栄」が愛した天重の話である。店の名も「天重」なら、愛した料理も「天重」なのである。天丼でなく天重なのが庶民派をとはいえ、100人以上の政治家を率いた政治家の見栄であろうか…いやあそれにしても知らんかった。神楽坂が午前午後12時を境に一方通行がひっくり返るのは角栄の公認の愛人宅に通うためやったとは…って、もちろん単なる噂やろうけど。現在の政治家にそんな度量のあるやつおらんようになって久しいなあ…