-戦場を駆けた写真家一ノ瀬泰造-「もうみんな家に帰ろうー!」 

-戦場を駆けた写真家一ノ瀬泰造-「もうみんな家に帰ろうー!」
発行 JCIIフォトサロン
定価 1,500円(税込み)

ワシも写真展やらせてもろたJCIIフォト・サロンで同タイトルで開催されていた一ノ瀬泰造先輩による写真展の図録である。ワシも会期中講演会を一ノ瀬先輩の姪御さんでもあられる永渕教子さんとやらせてもろた関係で、この図録は穴が開くほど拝見させてもろた。
カンボジア内戦取材中、一ノ瀬泰造先輩が当時の反政府ゲリラ「赤色クメール」(クメール・ルージュ)の集中砲火を浴びた際、たまらずゲリラ側に向かって叫んだ言葉がタイトルになっており、一ノ瀬先輩の母上、一ノ瀬信子さんのご著書のタイトルにもなっている。先輩の代表作でもある「兄を待つ妹」などなどより、学生運動華やかなりしころの日芸時代の写真など未発表作を多く掲載されている。
実はワシは20年前、今も放送続いてる日テレの「アナザースカイ」という番組に出させてもろた時に「一ノ瀬先輩のお墓参り」ということで、一ノ瀬先輩が内戦中下宿していたシェムリアップやアンコールワットなどで、一ノ瀬先輩の足跡を辿ったことがあった。その際一ノ瀬先輩の作品を撮影したのと同じ場所、同じアングルで撮影する機会も得られた。その作品も展示、掲載されており、なつかしさが蘇った。
ただし、一ノ瀬先輩がニコンFで撮影したのと違い、ワシはキャノンのEOSとライカで撮影した。そのライカもイラクで殺害された橋田信介氏がベトナムの泥棒市みたいなとこで買い叩いたジャンク品であったが。それをレストアするのにも金かかったが、今もしっかり動いている。