発行 | (株)SATM |
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定価 | 2,310円(税込み) |
今回の連載「不肖・宮嶋 写真館」は「自衛隊プレミアム・ボディー」と銘打たれた、自衛隊のボディービル大会だった。実は前からこのイベントは知ってはいたんやが、自衛隊の公式の行事やないということもあり、どこに取材申し込んだらええんや?と右往左往してるうちに9年もの年月が経ち、わしは9年目にして初めて取材がかなった。もっと自衛隊色を出すために、迷彩服姿などもあったほうがええとも思うたんやが、そこはやはり勤務外ということもあり、なかなか難しい事情もあるようであった。まあそれでも、黄色い歓声やど派手な応援とまあ、自衛隊というよりアイドルのコンサート…とまではいかんかあ…まあ黄色い歓声というても、出場者の家族、奥方や子供たちで、多くは出身部隊の隊員の野太い声やったし…さらに今月は前回の沖縄での「鉄拳作戦」に加え、豪州で行われた「タリスマン・セイバー 25」を12Pで取り扱っていただいた。特に巻頭の海岸線でミニミ機関銃を抱えた隊員のカットは各誌で大きく取り扱っていただいた。
やはり、新装備が配備されたカットは実戦的に見えるのか、人気が高い。しかしこんな訓練の取材の度に思う。これが訓練で終わってくれるようにと。それが儚い希望であることを百も承知で。