産経新聞　7月9日号

■発行	産業経済新聞東京本社2020
■定価	一部110円　月ぎめ3,034円（税込み）

今回の連載はめずらしく、というても香港ネタやから、中国やから、まあ毎度やが、ちゃうのは香港はちょいこの間まで1国2制度やったから、ワシも安心して取材に行ってた。あの200万デモを手始めに計6回。まあデモが激しくなって、大学占拠なんてことなっても、イミグレで1回も止められるどころか、泊まるとこすら質問されたこともなかった。それがまあ今はコロナ禍のせいもあるけど、怖うて行けんのである。あの傀儡の香港行政府が立法したんやなく、北京の中国共産党政府が香港に新たに制定した「国家安全維持法」のせいでである。あの法律わしら外国人にも、いや外国での反中国共産党政府のあらゆる言動が中国共産党の一方的な主観で適用されてまうのである。せやから、日本国内の発行されている本紙でもワシのコラムを反中国やと共産党政府が判断したら、ワシ香港に入境したとたんパクられてまう恐れもあるのである。そないなっても我が日本政府が中国サマのご機嫌うかがって、さっぱり助けてくれん可能性もあるのである。怖い。