夕刊フジ 12月19日号 

夕刊フジ 12月19日号 夕刊フジ 12月19日号 夕刊フジ 12月19日号
■発行産業経済新聞東京本社2020
■定価150円〔税込み)

この日の表紙はすっごいやろ。裏表紙、背表紙も含め全面「スターウオーズ」の宣伝や。ただその表紙にあるとおり、通常紙面は2面からで、2面の表紙はこれまたおなじみの半島の南北独裁者ネタや。わしも「スターウオーズ」は姫路の映画館で一人で見たのが最初やった。そん時はまさか世紀をまたいでも続編や新章が作られ続けるとは夢にも見んかったが、スクリーンでは見ることになる。スターウオーズ」はその最初のやつにのオープニングにあるとおり、未来やなしに「遠い遠い昔・・・」の「銀河のかなたの昔話である。この「スターウオーズ」前の宇宙モノの傑作といえば、スタンリー・キュウブリック」の「2001年 宇宙の旅」ぶらいか・・・あれも1960年代というデジタルという言葉さえなかった時代によくぞまああれほどの映像が撮れたもんやと今見ても不思議でしゃあないが、「スターウオーズ」も公開前からテレビ、ラジオでも話題沸騰、もういままでのSFもんと文字とおり次元が違うとみなが観るの楽しみにしとったが、開けて観たら、三宮や梅田あたりは立ち見が連続したほど、ちょいと遅れて姫路の映画館で見た。のっけから帝国軍の千巻のでかさにびびったが、レーア姫役のキャリー・フィッシャーのこの世のものとも思えん美しさに釘付けになった。キャリーフィッシャーはこの最新作にも出演していたが、そのころの面影がかすかにうかがえたほどやったが、クランクアップ後に亡くなったと聞いて、ことごとくスター・ウオーズのかかっわた人生やったんやと思うた。このほかにはワシは「ブルース・ブラザース」ぐらいかしか知らん。あの映画では主役の二人もぶっとんどったが、キャリー・フィッシャーもあの美貌でM−16ぶっ放す、ぶっとびぶりであった。