夕刊フジ 4月2日号 

夕刊フジ 4月2日号 夕刊フジ 4月2日号
■発行産業経済新聞東京本社2020
■定価150円〔税込み)

今回の連載もまた新型コロナウイルス、略して新コロ、以下同じ、って、この締め切り時と現在でもずいぶん状況変ったってだけやのうて、今からしたら赤面の限りや。この後しばらくしてから、安倍首相は非常事態宣言出すけど、それは原稿このにあるみたいに、首都封鎖、小池知事いわはった「ロックダウン」と程遠いもんやった。またこの前までは新コロにかかるんは、お年寄りだけというか、年齢が上なほど重症化しやすいという「うわさ」でったが、現在は年齢にはさほど関係なく感染するのが分かってる。ただ不変のもんもあるで。PCR検査の少なさはあいかわらずやし、それをこの原稿では「PCR検査なんかええかげんやし、別に韓国式のドライブスルーなんかせんでええやん」と無視したが、今となっては早期に大々的やって、隔離したほうが、早期修復できたんちゃうかと思う。そして野党の「なんでも反対だけ」のしせいと、文面にもだした、わが故郷兵庫県知事や。いやあワシは今東京都民やけど、将来足洗うたら、実家明石でプラモデルでもいじりながら、余生過ごそうかと考えてたが、あの知事のしたでは兵庫県民にもどるのはごめんや。兵庫県知事というたら、先代貝原知事もひどかった。阪神淡路大震災発生時、自宅の前で来るはずも無い知事専用車ぼうと待つだけ、犠牲者が増えたことをおのれの無能、無策を「自衛隊のせい」ととんでもないことこいたのである。かくいう貝原知事は交通事故で命を落とすが、その相手のトラックの運転手は逮捕され、刑事的責任を負わされた。現井戸知事も先代とまったく同じ、危機管理無さは今回の新コロ騒動でも明らか、まあ隣の大阪の吉村知事の素早い対応が光り、それを妬む「大阪はなんでもおおげさ」と批判するアホぶりである。まだまだ、兵庫県民がマスク不足に苦しむこともかまわず、中国に100万枚くれてやったのである。それでもって、しっかり自分はマスクはめとるのである。貝原、井戸両兵庫県知事経験者に共通するのは東大出身、自治省のキャリア官僚、副知事から知事に成り上がった。盟友、故勝谷誠彦氏も立候補した前の兵庫県知事選挙、県民の選択は間違ってたって今更遅いわ。来期も井戸知事は知事にいすわるか、自身や先代のように腹心を副知事に据えそれに禅譲するかのどっちかちゃう?