デンタル ダイヤモンド 3月号

デンタル ダイヤモンド 3月号
■編集・発行(株)光文社
■定価880円(税込み)

10月の消費税値上がりを意識してやないが、定価が税別価格、一号、一号息の長い月刊誌ということである。発行元のデンタルダイヤモンド社は経済誌やビジネス書を発行しているダイヤモンド社とは特に資本携帯はない、デンタル一本に特化した出版社であろう。ワシの日大寮時代の先輩の歯学部出身の開業歯科医のンマガジンラックにも本誌が並んでいた。歯科医や歯科機材業者が固定読者で部数の増減もないのであろう、広告も高そうな、かたぎの家庭には絶対置かんような高価で専門的な機材ばっかで業界関係者がメインの雑誌というだけに、広告も虫歯の写真なのか口の中や歯の写真に、白衣着た歯科医師の講義やセミナーの紹介と、もう広告満載にもかかわらず、2500円という税抜き価格。中身も新しい治療法や器具の紹介や検証とシロートが見てもさっぱり・・・そんな写真家とは無関係と思える歯科専門誌の月替わり連載エッセーからお座敷がかかった。ページ数の関係で「目には眼科医を、歯には歯科医を」のもとになったイスラム教のハンムラビ法典の「目には目を、歯には歯を」の説明と言うかイスラム圏でのエピソードがごそっと削るはめになってしもうた。担当編集者から締め切り日を限られ、かなり前に原稿納品したので、編集時間に余裕があるから、まあページの増減、挿絵の有無等なんとかなるかと思うてたが、やはり、そこは一般誌と違い歯科専門誌、もうガチガチであった。それにしても、表紙のパンダが大また開きで竹くわえてるとこはなんとも・・・ぜんぜんかわいない。