正論 2019年1月号

正論 2019年1月号
■発行産経新聞社
■価格840円(税込み)

ここ10年以上連載続けてる「正論」で平成最後の新年号にいつもの3Pより大幅増ページの計5Pの掲載となり、恐縮・・・というよりそれほどのネタなんやで。本号もとい毎月号も。今回は3週間以上にもわたる海外出張というより長期航海の取材や。しかも現在「空母」やの「空母化」で話題沸騰の海上自衛隊最大の護衛艦でもあり、間違いなく世界最大の駆逐艦でもある「いづも」型2番艦の最新式ヘリ空母型護衛艦「かが」や護衛艦「いなづま」にも乗ってや。本航海後、まずは1番艦の「いずも」がヘリ空母から戦闘機発着艦可能な正規空母化のための大幅改修のためしばらくドック入りし、そのつぎにこの「かが」が改修される予定という。二艦とも同じようなシルエットにbなるのか、違う機能を持たせるのまたイギリスの最新式空母「クウィーン・エリザベス」やロシアの航空巡洋艦みたいなスキージャンプ式の甲板になるのか興味は尽きないが、まあスキージャンプ式は無いか。あんな重いもん艦首近くに付けたしたらただでさえ2万トンの巨体のバランス悪うなって、航行や安全に支障がでそうや。艦載機はF-35Bに決定しとるから、ハリヤーみたいな垂直発着艦のため真下すなわち飛行甲板に直接高温のジェット噴射が長時間当たっても甲板傷まんように、分厚くするというのが、まあ定説なっとるわ。せやけど、ジェット噴射真下にして発着するんはハリヤーやF-35Bだけやなしに、オスプレイもそやろ。そのオスプレイ、米海兵隊のMV-22はこの「いづも」型より前のヘリ空母型護衛艦の「ひゅうが」や「いせ」にはとっくに発着艦どころか、格納庫への収納まで済ませとるやん。それに今回わし「かが」の飛行甲板立ってみて分かったんやけど、「かが」や「いづも」、「ひゅうが」や「いせ」もそやが、波立った摺りがね状なのである。これはヘリなんかの発着を目的にした甲板やから滑らんようにということもあるけど、今現在も十分分厚いはずや。ホンマ「かが」でも艦上体育やっとったけど、あの甲板の上で乗員皆走り回ってるけど、ころんで顔や手ついたらまさに大根おろし状態で、血まみれやで。まだまだ興味は尽きんが、最後に、あの韓国がやで、日本がさきに持ったら、イージス艦でも、F-15やろうが、AIP式潜水艦やろうが、なんでもほしがりかつ日本のよりちょっとだけ武装や性能あげようとして失敗して使いもんにならんようにしてまう韓国軍がやで、空母なんか自国で作れんどころか、運用もできんから、今回の「いづも」型の空母化には一切沈黙というか、見て見んふり、聞こえんふりしとるやん。あっ読めたで。あいつらも日本に日米に続いて対潜哨戒機P-3C調達したんはええけど、日本がその後継機としてP-1自国開発して、すでに運用始めたんが、くやしうてしゃあないんや。そりゃあP-1欲しうても日本製はしかも旭日旗を仰ぐ海上自衛隊が使うとるもんは絶対輸入したない・・・というか法律で禁止しとるか、せやから韓国海軍のポンコツ駆逐艦は今回警戒飛行中の我国のP-1亡きものにしようとして、ロックオンしたんや。どや、図星か。