MAMOR 10月号

MAMOR 10月号
■発行(株)扶桑社
■価格 578円(税込み)

本号は教育隊50年目の女性自衛官たちというテーマで「女性自衛官」の特集、自衛隊レディース、初代とパート2まで世に出したわしとしてはそんな特集の草分け的存在を自負しとったんやが、わしにお座敷回ってきたのは「世界の女性兵士事情」について「女性の戦闘職種起用はもはや主流?」というインタビュー。写真もアフガンで従軍した英国陸軍スコットランド連隊の女性兵士たち。世界の女性兵士としてまず思いつくのはなんちゅうてもイスラエル。あの国は男女双方に兵役が義務つけられ、兵役済むまで、旅券もらえないという徹底的ぶり。近年ソ連の崩壊で旧ソ連、いや現ロシアからのユダヤ人移住も増えてきて、ロシアで兵役終わってイスラエルに移住してきたにいちゃんなんかはイスラエルで再び兵役に就かなあかんという、かっての日本の旧軍みたいに徴兵を2度経験したみたいな猛者もおるくらいである。まあ自衛隊レディース初代のときには女性パイロットが一人だけやったが、今は戦闘機F-15にも女性パイロットはいるわ、護衛艦の女性艦長、艦隊司令までいてはり、今だ男だけの聖域は戦車兵と潜水艦だけ。まあ潜水艦は居住区域がもうこれ以上広げられんから、当分女性が乗れる日は来ないやろ。