夕刊フジ 5月25日号

夕刊フジ 5月25日号 夕刊フジ 5月25日号
■発行産業経済新聞東京本社2017
■定価140円(税込み)

今回の連載はめずらしく、嗜好品の話題や。そや、つい最近、厚労省がこきだした受動喫煙防止法、あのヒトラーですらできんかった平成の国民健康法や。ほんまできるもんならやってみい。さやけど、我ながらタスポカード使ったタバコ税控除や。まあ国税庁のお役人サマはぜひ本号をお買い求めのうえ、参考してください。そしてもし、この税制採用すこととなったら、正直にわしにアイデア料を支払うように。なおそのアイデア料も免税なのはいうまでもないこっちゃ。他には3面にあのジェームズ・ボンド三代目のリジャー・ムーアが死去したの一報が掲載されている。写真はディレクター・チェアーに粋に腰掛け、愛用のワルサーPPKでなく、大型のレボルバーをもてあそぶシーンが使われている。わしはプレイボーイの決まり文句や粋な会話はジェームズ・ボンドやルパン三世から学んだ。実践したことは今に至るもないが・・・ロージャー・ムーアの「007」といえば、わしが好きなのはリチャード・キール演じる巨人「ジョーズ」との死闘である。スクリーンの中の「007」の敵役のなかで、その「ジョーズ」だけが、「007」より人気が出てしまい、「私が愛したスパイ」と「ムーン・レイカー」の二作続けて出演している。この「ジョーズ」役リチャード・キールに来る前に、あのプロレスラー故ジャイナト馬場にきたらしいが、リングの上の善玉のイメージに合わないという理由から断ったと、これまた故淀川長治氏がテレビの洋画劇場の解説で言っていたのが思い出された。ジャイアント馬場に続いて、そのリチャード・キールも3年前、そしてロジャームーアもあの世に行ったか・・・それにしても初代「007」のショーン・コネリーは元気やのう。