文化人・芸能人の多才な美術展2016 目録 

文化人・芸能人の多才な美術展2016 目録
■発行「文化人・芸能人の多才な美術展」
実行委員会
■定価出展者は一部無料かな?

昨年度開催されていた文化人・芸能人の多才な美術展2016の目録が届いた。昨年度の展示にはわしは海外出張中のため東京展も四国展も行けんかったが、家族が名代で東京展は開会式に出席した。昨年の東京展は本邦初の船上展。東京湾をクルーズする豪華客船の船内で展覧会が開催されたのはこちらでも紹介させてもろたとおりである。わしの作品は例年通り、特別報道写真のコーナーで3点展示していただいた。昨年は赤青黄色と信号機ではないが、色で作品を選び、写真を組んだ。なので今年は色はなしのモノクロでいこかいなともまあそのときがきたら考えるとして、まあ今年も豪華な目録ができあがった。今年は表紙にもあるとおり、日本、イタリア国交150周年ということで、巻頭にはイタリア人画家のマッテオ・チェッカリーニ氏の作品も5点しょっぱなに掲載されている。拙宅にもお越しになったタレントのおさる氏こと現在は書家の宇都鬼、ウッキー氏も書の大作を掲載されている。いやあすごい。熊本出身の水前寺清子氏も震災復興を祈って押し花に熊本の二文字を入れた作品を掲載されている。そういえば熊本行った方はご存知やろうが、市内に水前寺という町名が道路標示にあり、あれ?と水前寺清子氏を思う出した方もおられるはずや。当然出身地のこの町の名を芸名にされたんやろう。愛郷心の強い方かと想像に難くないが、その熊本がお城もそうやが、あないなことになってしまい、熊本の二文字を押し花にこめたんやろう。わしの展示作品も3点しっかり掲載されたが、やっぱもとが全倍やから、小さいサイズの掲載写真ではデティールが見えず、水前寺氏と同じく熊本震災復興も祈り、一点震災直後の南阿蘇村のしぶーいのを出展したんやが、土砂崩れで足止めされる消防車の荷台に箱乗りしている警察、消防のレスキュー隊の背中に刺繍された「熊本」の文字が読めんのである。このサイズの写真では・・・残念というより、プロとしてそこまで計算できんかったわしが未熟やということやろ。わしもまだまだ青い。今年は東京展の船上展に出張中で見に行けず、この目録で楽しませてもろた。