正論 3月号

正論 3月号
■発行産経新聞社
■定価780円(税込み)

今回の連載は正論誌上では新年一発目。ここ10年連続で沖縄成人式がらみ。とはいうもの例年の沖縄新成人の目を覆いたくなる乱暴、狼藉、破廉恥でなく、辺野古のキャンプ・シュワブ前の反米軍基地活動家のまあ、こっちも乱暴、狼藉、破廉恥とある意味言える写真となったが・・・なんや沖縄の警察活動、特に辺野古と高江のヘリパッド工事現場では沖縄県警の機動隊では手が回らんぐらい、反対派の妨害活動が大きくなり、東京の警視庁と大阪府警から応援の機動隊が派遣され、警備活動をお手伝いしていたが、高江ヘリパッド移設予定現場ではまだ20代の大阪府警機動隊員が「土人があ!」と反対派の活動家に言った映像が流れたが、反対派の違法活動や暴言も結構えぐい。その一端をうかがえる写真となった。こんな横断幕「違法ですよ!」と日本語と英語で警告されたとこに貼り付けといて、「活動家のほとんどは県外から来たいわゆる外人部隊」というのはウソやというんは無理あるんちゃうか?県外どころか国外やないか。ハングルが分かるひとが「外国」に多いとしたらやけどな。この人たちビザ、査証どないしとるんやろ?観光ビザで政治活動したら資格外活動になるんちゃうか?わしらも海外取材の際はできるだけ報道ビザを取得していく。そうやなかったら、イラクや韓国みたいに写真撮っていただけで、身柄とられ、国外追放されたって、文句言えんで。あの故・橋田信介でさえ、わしの目の前で報道ビザを持ってなかった若い衆を助手に使っていたという理由だけで、国外追放された。しかし、その追放先のシリアのイラク大使館にその足で出かけ、「ムジャヒディーン・ビザ」いわゆるイスラム義勇兵ビザを取得し、イラクに舞い戻り、バグダッド陥落に間に合っている。そのときはすでに政権は崩壊しているが、逆に米軍の検問で、「義勇兵ビザ」が発覚すると、反米テロリストに間違えられる恐れがでてきたが・・・わしも中東にかぎらず、海外ではかように取材活動には注意を払う。もちろん外出の際は旅券を手ばなさんのはいうまでもない。