産経新聞 9月29日号

産経新聞 9月29日号 産経新聞 9月29日号
■発行産業経済新聞東京本社2016
■定価一部110円 月ぎめ3034円(税込み)

今回は民主党もとい民進党代表選挙を終え、当選した二重国籍センセイのついて、述べさせてもろた。ホンマのこと言うとわしは二重国籍にあんまし関心なかった・・・が外国人参政権はどう考えても許せんやろ。そうなったら帰化して日本人として生まれ変わったのならエエやん、身も心も日本人になりたい、日本の文化、伝統を尊重し、皇室を敬い、仕事をし、税金おさめるんやったら、ええやん。と思うとった。生まれた国やろうと国籍あるだけ、やろうと、日本か、もうひとつの国籍かどちらかを選ばないかん火急の状況下におかれて、躊躇なく日本を選ぶというんなら、それでええやんと思うとった。まあその気概を見せるためにも、もう一個のパスポート焼けというんのも、分かるけど、記念にもっとくぐらいやったらええんちゃうぐらに思うとった。しかし、これは国会議員となったら、あかんやん。日本人とアメリア人・・・でも中国人でもええわ、どちらかの人間を犠牲にして、どちらかが助かるならなら迷わず日本人を助けなあかんのが、日本の選良やろ。いやいやそんな事態ないにこしたことないけど、現実にはけっこう起こってるやろ。また赤の他人でもええわ、自分の子供でも親でもええわ、どっちかしか助けてやれんとなったら、わが身、わが家族を後回してでも他人を助けるのが日本の国会議員やないけ。まあ当たり前なことやけど、そんな覚悟もないヘタレ・エリートがバッヂつけ、家族もおいしい思いでけるのである。あっでも、わが国はあの半島国家よりまだましか・・ほかには一面にはイスラエルの前大統領のペレス氏が死んだという一報が掲載されている。記事にもあるとおりペレス氏は外相時代にノーベル平和賞を受賞したが、その前にワシは湾岸戦争取材でしばらくイスラエルに滞在しとった。まあいろいろあった初めてのイスラエルやったが、当時はエジプトとすら国交がなく、ヨルダンから空路はいった。のちにヨルダンからは陸路ではいったこともあるが、その際はヨルダンスタ側の国境のアレンビー橋のスタンプ押されイスラエルの入国スタンプがなくても、イスラエルへの入国証拠になり、そうなったらほかのアラブ諸国、イラクや肝心のクウェート、サウジアラビアへは絶対入国できんので、ヨルダンやいったんヨーロッパからのフライトしかなかったのである。まあ当時はまだサダムフセインのスカッドミサイルが飛び交う戦争中やったし、しゃあなかったか・・・それでもイスラエルへの出入国はきびしかった。しかも出国のほうが厳しいというけったいさ。これまた後にはワシはテルアビブーパリ便、保安検査が十分やなかったという理由でワシだけ残して出て行ってしもうたこともあった。あわれに思うたエール・フランスがかわりに用意してくれたのが、コペンハーゲン経由パリ行き、日付がかわってワシは期せず、デンマークに一泊することになり、パリ到着が24時間遅れた。その保安検査が十分やないという理由が当時最新式のヤノンのカメラ、まだイスラエルに一台もなかったらしく、それを空港においていかないと、パリ行きに乗せんというのである。そのカエラこそT-90、当時そんなに新しいカメラでもなかったんやえどのう。