コンバットマガジン 12月号

コンバットマガジン 12月号
■発行ワールド・フォト・プレス
■定価1200円(税込み)

今月の特集は「カモフラ大全」文字とおり「カモフラージュ」のディープな世界である。カモフラ、もっと略して、カモとも呼ばれるが、ようは迷彩のこと、フランス語かラテン語が語源やろうが、「Camouflage」とつづる。今は米軍がイラクで始めたデジタル迷彩が世界の軍隊やサバイバルゲームの世界でも大流行、軍艦みたいなでっかいなもんにまで、デジタル迷彩塗装ほどこすぐらい、なぜかうけいれらとるが、あのデジタル迷彩、科学的根拠が従来の迷彩に比べ、その迷彩効果が高いと証明されとるんやろか?わしは最近のミリタリー取材のたびに疑問に思うてきた。去年北京の反日軍事パレード取材したときもあの人民解放軍の戦闘服までデジタル迷彩や。あの狙撃兵がかぶるぼろぼろのギリースーツってやつ、あれはほんまにわからん。しかし、あのギリースーツ地域や気候にあわせるため、その地域で直前に素材を集め、各狙撃兵の芸術的センスが現れるという。まあそんな本号のラストにワシの写真展「70年」に訪れてくださった小川氏や皆さんが取材してくださり、次回の大阪展の告知をだしてくださった。ほかにはパラオのペリリュー島取材で同行した菊池雅之氏が「日本の力こぶ」という連載で「パシフィックパートナーシップ2016」の写真が掲載されている。ここには掲載されてないが、わしが正論で連載した、パラオのコロール島の国会議事堂前に突如作られた韓国の怪しげな慰霊碑訪れたときも菊池氏が同行されていた。