産経新聞 4月14日号

産経新聞 4月14日号 産経新聞 4月14日号
■発行産業経済新聞東京本社2016
■定価一部110円 月ぎめ3014円(税込み)

今回の連載はいわゆる「パナマ文書」について述べさせてもろた。ほんま絵に描いたような錬金術、しかもやっとるのは洋の東西問わず、独裁者や政治家。アジアではやっぱり中国、北朝鮮の習近平や金一族、プーチンのお仲間企業まであるっちゅうやないか。ほんま資本主義を否定しときながら、その抜け道利用して私腹を肥やす典型的いやこれまた絵に描いたような悪党ばっかや。他には一面トップに元航空幕僚長の田母神俊雄氏が立件されるという記事が掲載されているが、この翌日田母神氏は東京地検に逮捕された。わしは田母神氏と最初にお会いしたのは、日露戦争戦勝100周年記念パーティーの席上、今は亡き赤坂プリンスホテルの大広間には中央に当時の連合艦隊のウオーターラインの模型がデコーレーションされ、すごい人出、おみやげにもらったTシャツが中国製だったのはまあシャレで澄んだが、そのTシャツが紛失してしもうた。どこいったんやろ?田母神氏は当時は中央航空総隊司令、先方から声をかけられ名刺を交換した。その後、航空幕僚長に出世され、航空観閲式では観閲官を務め、当時の麻生首相を先導されていたが、航空自衛官の最高位にありながら、小柄な印象であった。田母神氏は航空幕僚長にはめずらしくミサイル出身、後の北朝鮮の弾道ミサイル発射の際に指揮官を務めていられれば、今とは違った体勢になっていたかもしれない。さらにその後当時の浜田防衛相から空幕長を発表された論文が政府見解と違うことを理由に罷免される当日も出版社の代表の方と官舎におじゃまする予定であったが、それもかなうことはなかった。今回の逮捕を前にしても隠れることなく、メディアに対応されていたが、悪意はないようであったが、そこは選挙のおそろしいところ。その下には韓国の総選挙で与党セヌリ党が過半数を割る大敗を喫し、女大統領が大ピンチって、もはや人気も任期もすくなく、その前から影響力激変や。このままやと大統領任期切れたとたん過去の韓国大統領みたいに逮捕されるか、自ら命を絶つかやなあ。あの半島で逮捕されずに天寿まっとうしたのは金大中一人か・・・それにしても韓国の総選挙結果の記事が田母神氏逮捕の下とは、まあそんなもんか。