不肖・宮嶋 皇紀2673年 
陸海空自衛隊カレンダー

不肖・宮嶋 皇紀2673年 陸海空自衛隊カレンダー 不肖・宮嶋 皇紀2673年 陸海空自衛隊カレンダー 不肖・宮嶋 皇紀2673年 陸海空自衛隊カレンダー
■発行トライ・エックス
■定価2,500円(税別)

今年もいよいよ来年のカレンダーの季節となってきました。ただし毎年言い訳になるが、本書は単なるカレンダーではない。カレンダー機能付き報道写真集である。12月後のラストページにはむしめがねがいるとまで言われるほど小さい文字でびっしり正確なデータとキャプション付けさせてもろたで。今年のもそんじゃそこらのみーちゃん、はーちゃんカレンダーと違い男くさい。ただし8月のミス・オーガストのレディーたちは除くが。ついでにミリタリー系カレンダーとも一味もふた味もちゃう。なんちゅうても表紙からして海が護衛艦やのうて水陸両用水上機のUS−2、しかもジャーナリストの辛坊治郎氏と盲目のヨットマンを救出した05号機、空は航空自衛隊の花形、ブルーインパルスやが華やかに大空を舞っていると子や無く、地上待機中、それでも被災2年たってふるさと松島基地に帰還した朝というしぶいシチュエイションや。陸はまあ陸の王者90式戦車と妥当なチョイスやが。まあ全月拙著講談社から出版され「マイティー・フリート 精強なる日本艦隊」と同じ印刷所と思えん出来である。なんや編集担当のシーライツ伊藤氏のお話によると、大型カレンダーの印刷機は日本でも数台しかないそうである。なお来年のは陸海空自衛隊とうたっていながら、アメリカ海兵隊のMV−22通称オスプレイが7月、12月と2カット登場している。そりゃあ今のところ陸海空自衛隊にオスプレイは配備されとらんから、今年2月と6月の日米共同訓練「アイアン・フィスト作戦」、「「ドーン・ブリッツ作戦」時に撮ったものである。特に7月のは誤解まねきそうやが、まああまり現物見ないうちから種明かしするのも大人気ないのでぜひ、お買い上げの上、小さい字で恐縮やがキャプションお読みいただきたい。なお本書はなかなか書店で見かけないと不評やが、12月から福岡で開催されるわしの写真展「ASSIGNMENT(アサイメント)」の会場、キャノン・ギャラリー福岡でわしかわしの身内もんがおる場合に限って販売されているので、近くにお寄りの際にはぜひお立ち寄りのうえ、手にとってご覧ください。それでもってお買い上げくださればなお幸いです。