中国地方、九州西北部集中豪雨 =激写リストに戻る=
山口、広島両県中国地方と九州西北部を襲った集中豪雨、特に被害がえぐかったのは山口県防府市。防府は知る人ぞ知る航空自衛隊の北南両基地があり、パイロットへの初級教育の基地として有名。もちろん初級教育だけやなく滑走路もあり、中型機は離発着できる。わしも防府には航空自衛隊の取材に何度も伺って地の利もあったが、被害は意外にも海沿いの基地あたりでなく山間部を広範囲にひろがった。特に老人ホームは7人のお年寄りが土砂に飲み込まれた。終の棲家と思ってたら、こんなえぐい最期を迎へたのである。ここは日本である。レイテ島の地すべりとちゃうのである。「こんな雨量は想定していなかった」いつも大被害を蒙った地の行政の言い訳である。このときも県などから「空振りを恐れず、速やかな避難勧告を・・・」と防災無線などをつうじたびたび通知があったものの、「他にも被害が続いて、手が回らなかった・・・」と結局避難勧告は間に合わなかった。せめて2階に非難していれば、7人も犠牲が出ることがなかったことが写真でもわかる。このあたりなだらかに見えても周囲にはV字型の谷も多い。

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


 

 


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

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