「隼」知覧に帰還 =激写リストに戻る=
映画「俺は君のためにこそ死にに行く」(東映系)のために復元された1/1の「隼」が知覧に60年振りに帰還した。お近くに行く方は是非見に行こう。この「隼」知覧まで足を運ぶ価値は十分ある。二機製作に5000万かけ当時の設計図から計器類はもちろん、ネジ山の高さまで寸分違わぬ「ホンモノ」である。また当時の写真からキズやヘコミ、塗装の剥げ具合まで再現した。その細かいディテールを是非見て頂きたい。元陸軍航空部隊の整備員の方もここで一夜を共にしたいと言うぐらい惚れようである。バックは桜の木なので桜が散る時期か8/15日にこ の機と共に散った英霊に想いを馳せるのもよかろう。尚、実機の整備は脚の収納の整備に一番手こずったという。また海軍の零戦と比べ武装が貧弱で12.7mm機銃が二門だけ。しかしその分コンパクトにまとめられ小回りがきいた。
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