夕張市破産宣告
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田舎のアトラクションとばかにもできん。一応絶叫がきこえる。それに貸切。ついでに廃坑口のすぐ近く。
列車一回の輸送量よりはるかに多いバイクツーリングのお兄さん方。
日曜昼近くとゆうのに、軽便鉄道のお客様もまばら。
この炭鉱博物館だけは見ごたえ充分。
地下100メートルの鉱区を体験できる。ヘルメットとヘッドランプは無料で貸してくれる。
夏なのにひんやり涼しいのはこの人形とここで命を落とした炭鉱夫の無念からか。
掘削の方法にも歴史がある。
有毒ガスも炭鉱にはつきモンである。
機械化されたサンダーバードみたいなドリル掘削機。
明治時代はタヌキ掘りとゆうて、横になりながら掘り進んだらしい。ちなみに夫筆で炭鉱夫,婦も多かったらしい。
炭鉱ときたら博打、当然やくざが羽振りのいい炭鉱夫を目当てに酒に女に博打に借金と入り込まんわけがない。とはいえ、九州の炭鉱と違いエリート意識に目覚めていた夕張の炭鉱夫はそれほどめちゃくちゃはなかったらしいが後世に語り継がれるような刃傷沙汰もたまにあったとゆう。
炭鉱全盛期の炭鉱住宅の生活もマネキンで再現されとる。結構狭くて、ガキは押入れで寝かせて、明日をも知れぬ命の炭鉱夫にしては質素な暮らしである。
たいした雨でないのに・・・
お客さんはゼロだが軽食スタンドはしっかり開店していた。完全に従業員の数のほうが多い。
アトラクションはお客がきてから動かす。草刈しているオッサンに「おーい、客や」とつげるとこのオッサンが切符をもいで機械室で動かし始める。
観覧車からの眺め、ほんまに一人も客おらん。黄色いウインドブレーカー着とるのは従業員。
夕張炭鉱鉄道の当時の客車やSLに自由に入れるSL館、自由にとゆうても有料。鉄道好きには結構興味深い。
他に客がおらんので、マネキンのネエチャンと旅情豊かに記念写真。
こんな親亀こけたらみたいな発想だれがしたんや。
世界の動物博物館とゆうて館内生きている動物ゼロ、すべて剥製、こんなもん金払ってまで見に来るやつがおるんやろかと、やっぱりこの日客はワシひとりで全館貸切状態。
施設内のめずらしく無料の休憩所館内はだれのコレクションか古いレコードジャケットが、懐かしい、海原千里、万里時代の上沼恵美子が。
国際映画祭を毎年興行うつぐらいの町のシネマの記念館では夕張国際映画祭の例年のスタッフジャンパーが所狭しと展示されとる。こんなもん金払ってでも見たいか?
夕張とロボットと何の関係があるんやろ、精密機械やロボット化された工場団地があるとも聞かへんし。
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