俺様の模型道
米空軍 MQ-1 プレデター
1/48 スケール
中国ブロンコモデル社製
米空軍 MQ-1 プレデター

こんな無人機よくぞモデル化したもんである。プレデターとゆうても映画やない。「捕食者」の意である。最近は模型の世界も中国の進出はすさまじい。かつても老舗のホビークラフト社やアカデミー社では香港製や台湾製、韓国製まであったが、ここ数年はパンダモデルはじめとした中国メーカーが1/48スケールのエアモデルを次々世に出している。十八番の中国自民解放軍の戦闘機からはては警視庁のヘリまである。さすがに満州国軍のはまだでてないが。この無人機、知るひとぞ知るあまりオペレーション中の実機を見た人は少ないかなりレアなモデルである。機首は映画エイリアンみたいなのであえて半光沢で塗装してその不気味さを出した。このモデルは米空軍仕様やが、わしがこのプレデターに丸2週間悩まされ続けた。米空軍はアフガンやイラクでもこのプレデターで手柄上げたが、わしはアフガンやイラクでこのプレデター見たことも聞いたこともない。米軍は中東でのプレデターの管制をはるか離れた米本土のテキサスかどっかの空軍基地でリモートコントロールでやり、むちゃくちゃ安全な運用しとったが、敵から見つからないようかなり高高度を飛ばしていた。たとえ高高度からでもばっちし敵を発見できるのが機首についたこのカメラである。この塗装がまあ細かくてやっかいであった。攻撃もちゃんとできる。翼にヘルファイアーミサイル吊るし、そのままピンポイントでドカン。射程は最大30キロというからこれまた無人機といえども十分安全なとこからぶっ放す。わしがレバノンで撃たれたのもこのヘルファイア。アパッチから撃たれたと思うていたが、ひょっとしたらこのプレデターからやったかもしれん。アフガンやイラクと違いレバノンはイスラエルのプレデター。これが昼夜問わず、頭上を飛び回るのである。ブンブンいいながら・・さらにときどきヘルファイアーぶっぱなしよるのである。これは精神的にまいった。今でもトラウマなって、夜寝てるときに蚊が顔に近づいてきたら、バガッとはねおきてまう。2週間後停戦なったとたんこのプレデターもう反撃されんからと高度下げてきて姿現した。地中海の青空のなかでくっきり見えた実物の写真もサービスで紹介させてもらいます。キットはこのプレデターの目となるカメラ部がクリアパーツ多用してかなり精密。ヘルファイアーミサイルのノーズにもクリアパーツ。これは泣ける。かみ合わせがいまいちのとこあったが、侮れん、中国メーカー。
製作日数3週間。

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