月刊 ウイル 8月号

月刊 ウイル 8月号
■発行ワック(株)
■定価836円(税別)

今回は本号中ほどのカラーグラビア8Pでなんと光栄なことに、航空自衛隊のブルーインパルス特集を担当させていただいた。あの国民のヒーロー、今回の新コロ禍に命がけで立ち向かう医療従事者を励ましたブルーインパルスの特集組んでくださるのである。そりゃあ喜んで写真提供させてもらうでって、実はこのブルーインパルス、日本国民のヒーローというだけに、ファンというか、もはや追っかけというか、ブルー専門のアマチュア、プロのカメラマンがいらっしゃるのである。もう不肖・宮嶋をガキ扱いされるぐらいそりゃあ長くブルーと付き合い、深く理解している方々である。テクニックも機材もわしらとそん色ないどころか、わしらよりすごい。脚立なんか通販で扱ってるような天板が広い特注みたいなやつ。移動というか基地になる車も凝ってるし、第一、航空無線、いわゆるエアバンドを駆使し、専門用語も理解し、動きに無駄がないから、わしらもそんなファンの方の動きに合わせて、滑走路の外をうろうろするばかりや。しかしマニアの方々というのは万国共通、よそ者には冷たい。アメリカのアリゾナ州でのユマ基地での航空ショー、同じくアメリカの今はもうやってない、デスバレーの有名な「スターウオーズ・バレー」でもマニアの方々はいらしたが、あの陽気でフランクなアメリカ人がまあよそよそしいというか、挨拶もそこそこ、口も聞いてくれんかった。そこもいろんな戦闘機が谷底すれすれに飛び、眼下に戦闘機が撮れるとことして知る人ぞ知る観光スポットとしてツアー組んだら儲かるんちゃうか、と思えるほどやったが、F−18が墜落事故おこしてからは訓練せんようになってもうた。残念。