産経新聞 6月4日号

産経新聞 6月4日号 産経新聞 6月4日号
■発行産業経済新聞東京本社2020
■定価一部110円 月ぎめ3,034円(税込み)

今回の連載はなんや急に話題沸騰した、女子プロレスラーの自殺とちゃうかという事件にからめて述べさせてもろた。まあ話題沸騰というてもインターネット上での話・・・だけやと思うてたら、なんとそインターネット上での誹謗中傷を法規制しようと、国会の与野党のセンセイ方がまあどうせ受け狙いというか、党利党略に利用したれ・・・なんて下心ミエミエで利害が一致した・・・なんてところが本音ちゃうやろか?ワシ女子プロレスというたら、マッハふみあけの時代はちょっこと覚えてるけど、明石におったからテレビでもほとんど見たこともなかったし、ビューティーペアがアイドル化してリングでデュエットやり始めたん見たときは「どないなっとんじゃ?」とびっくりしたもんや。中学時代に姫路のどっかの体育館に女子プロレスの興行があったらしく通学路にベタベタ貼られたポスター見たときは女子プロレスと同時に興行していた小人プロレスという今やと人権上アカンのんちゃうかみたいな、一種の見世物小屋てきな怪しさを感じた記憶がある。しかしめったに無かったが、何回か取材に通ったこともある。今もあるPHP研究所発行の月刊誌「VOICE」で1年間「群集」というテーマで連載したとき、「沸騰!女子プロレス」というタイトルで白黒グラビアページを飾らせてもろたときや。当時からプロレスのメッカ、後楽園ホールや九州の久留米の地方巡業までつきあった。そのとき見た「キューティー鈴木」というもう名前からしてかわいらしい・・・が結構ラフファイトやった印象が強かったアイドルレスラーのかわいらしさに思わずフィルムが無くなりそうになった。また今やこれまた痩せて見違えるような美人になった「ブル中野」の貫禄にも恐れいったもんである。その女子プロレスの興行の合間にもしっかり小人プロレスやっていた。普段はチケットもいだり、リングや客席整理してた小柄なおっさんらが突如レスラーに変身してリング上でコミカルに暴れまわるさまに、悲壮感どころか、一種のオウライドまで感じさせられた。今はもう見れんのやろか?それこそ今回のテーマの逆差別になっとりゃあせんのやろか?